手作りクラフト市を観に知恩寺に入ってすぐ、空き缶や空き瓶で手作りクラフトを作っている店を見つける。そこに妻が最近嵌ってよく作っているビールの空き缶を使った風灯篭が飾ってある。妻が作っているのに比べてかなり精巧に出来ていて、芯がぶれないので回転してもガラガラという音が殆どしない。しかもほんの少し風が吹くだけで軽く廻るのだ。
妻が自分も作っているのだと店主らしい男に話し掛け、暫く風灯篭談義が続いていた。他にも空き缶や空き瓶を加工した飾り物がいろいろあって、なかなか楽しめた。
妻は帽子屋を捜していたのだが、結局見つからなかったようだ。酒粕の店などで試食させて貰ってから最後に目を付けておいた琵琶湖の小魚などを扱う店に戻り、鮒ずしやもろこ、わかさぎなどの加工品を酒の肴として買い求める。
