窪川から四万十川へ向かう途中、妻がコンビニに寄りたいというので、捜しながらゆくが、結局中村までは見つからない。そこで中村へ入った時に、道を折れて、駅のほうへ向かう。駅前の通りにサンクスが見つかったので、そこへ入り、ついでに缶コーヒーも購入する。
トイレにも行きたかったので、コンビニの駐車場へ車を停めたまま、駅へ向かいトイレを探す。妻を待つ間、土佐くろしお線の中村駅のローカルな雰囲気を見学する。群馬のわたらせ渓谷鉄道にも似ていて、ワンマンバスが線路の上を走っているような感じだ。丁度便が出発するところで、車掌が「乗るのですか。」とわざわざ訊きにきてくれた。
そこの出札口に、とても美人の駅員がいた。濃紺のワンピースに首にはネッカチーフを巻いていて、化粧も決まっていて、飛行機のアテンダントでもこんな美人は少ないだろうという雰囲気だった。路線を確認するような振りをしながら、何度もその顔を眺めてしまった。よっぽど写真を撮らせてもらおうかとも思ったが、直ぐに妻もやってきてしまったので、再び出発することにする。
旅行当時、中村駅で写真を撮らなかったのでネットでどんな駅だったか調べてみようとしたが、リニューアルされたそうで昔のレトロな雰囲気は一掃されてしまっていた。
