松山城見学中、妻はゴルフ用品店の駐車場に置いてきた車が気になるらしく、展示物の見学もそこそこにして、戻ることにする。帰りの下り坂は、登るときよりきつい気がした。丁度１２時半くらいで、役所の勤めらしいワイシャツ姿の人が、如何にも昼休みの運動という感じで、次から次へと登ってきて、すれ違う。昼休みの運動としては丁度いいのかもしれない。
車は無事で、そのまま道後温泉に向かうことにする。松山の中心に向かう反対車線は相変わらず混んでいた。道後温泉の入り口にある公園は、当初寄る予定だったが、大したものはない様子だし、駐車場も空いていない風だったので、道後温泉駅前を通りすぎて、そのままホテル八千代を目指すことにする。ホテルは割りと簡単に見つかった。お昼がまだだったので、車を置いて食事に出ることにしたが、部屋はもうチェックインできるとのこと。部屋に荷物を置いてくることにする。
ホテルは内部を造りなおしたばかりらしく、あちこち綺麗で凝った造りになっている。コーディネートした設計者が有能だったのだろう。外観や全体の造りは古いビジネスホテルをちょっと大きくした程度なのだが、内装は落ち着きのある優雅なものになっている。一階のロビーではお香も炊いていて、ゆっくりした気分になる。
