昨日は終日雨だったこともあって、二日連続で歩数目標達成はならなかった。日豊本線上では吉富から出発して、次の三毛門(みけかど)に達したのみだ。
ルーブル美術館へは四度パリを訪れたうちの三回訪れている。しかし何といっても感慨深かったのは初めて訪れた時だ。ルーブルの収蔵品は半分ぐらいが古代エジプトやオリエントなど中東地区からの略奪品だ。略奪品とは言っても、もうその時代の国は存在しないのだから、返還しようもないのかもしれない。
日本人にとっては感慨深いのは、これらの出土品、略奪品よりも西洋絵画のほうではないかと思われる。私にとってもそうだった。中学校、高校時代に美術の教科書で慣れ親しんだ作品が、実はここにあるというものが多いからだ。
今日の冒頭の画像はラファエロの聖母子像だったと思うが、子供の頃から見知っている有名な絵だ。
ちょうど一年前にもルーブル収蔵のセザンヌの静物画を紹介している。五人兄弟が幼年期に育った子供部屋に額にいれて飾られていたレプリカの作品だったので、頭に擦り込まれている絵だ。もう一度掲載することにしたい。