norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2005年一日旅 湘南ローカル線の旅 6

江ノ島の土産屋街を出て、江ノ電の駅までの道のりを昼食を採る適当な店を捜しながら戻って行く。妻はいわゆる海鮮物の店、私は古びた蕎麦屋と思っていたのだが、江ノ電の駅の手前でちょうど中間ぐらいの店がみつかる。喜食家という屋号だったが、縦格子のガ…

2005年一日旅 湘南ローカル線の旅 5

龍口寺から降りて来ると一旦腰越海岸のほうへ出てから江の島へ向かうことにする。江の島大橋まで来ると強い風が吹きつけているが、富士が青い海に綺麗に映えている。 やはり江の島は正月の初詣の名所らしく大橋から既にかなり混んでいる。橋を渡り切って参道…

2005年一日旅 湘南ローカル線の旅 4

駅前の龍口寺にも寄ってみることにする。江の島に来る時はいつも通り過ぎるだけなのだが、入るのは初めてだった。 山門を潜ってすぐ町内会が奉納している提灯があって、高校の同級生の実家のものもちゃんとあった。 坂道を登っていくと五重塔が見えてくる。…

2005年一日旅 湘南ローカル線の旅 3

藤沢駅から乗った江ノ電は住宅街すれすれを走ったのち海へ出る江の島口へ到着したので、まずここで降りることにする。 ここから腰越海岸の方へ向かう古い商店街には高校の同級生の実家が干物の老舗店を営んでいる。まだ正月休みで開いていなかったがガラス戸…

2005年一日旅 湘南ローカル線の旅 2

藤沢駅に着いたところで江ノ電に乗り換える為に駅を探す。藤沢は高校生の頃、何度も来た場所だがすっかり様子が変わっていた。駅前のロータリーには歩道橋が張り巡らされていて、江ノ電のターミナル駅があるビルの二階改札口まで歩道橋伝いに行けるようにな…

2005年一日旅 湘南ローカル線の旅

2005年お正月三日目は、冬休みに何処にも宿泊旅行には出掛けなかったので、お正月っぽいところに一日旅をしようということになって江ノ電に乗りにいこうと提案する。 湘南ローカル線の旅にしようと小田急線厚木駅からまず相模線に乗り換え、茅ケ崎に向か…

2005年一日旅 運動公園

2005年は前年末の大晦日に雪が降って、残雪の残るお正月だった。それで運動不足を解消しようと運動公園まで自転車に乗って行ってみることにする。道路や歩道はもうほぼ融けていたので滑るような心配はなかったが、芝生などにはまだしっかり雪が残ってい…

2004年一日旅 5

オワゾを出て中央線で新宿へ向かう。乗り継ぎ電車の時間まで1時間ほどあるので時間を潰すのに駅の外に出る。西口から少し前に行った思い出横丁の前からガード下を通って東口のアルタ前に出る。しかし店のあてがある訳ではないので再び駅ビルの中に入る。東…

2004年一日旅 東京散策 4

アジアの夜明けを出て、今度は歩いて東京駅を目指す。途中、お堀を渡るところがガード下は通れないようになっていたので、八重洲側にゆくか大手町側にゆくか迷ったが、大手町側を通ることにする。逓信総合博物館などの前を通って、野村ビルの時計の前で記念…

2004年一日旅 3

日展を書画まで見終わった頃、妻もだいたい見たという携帯メールが入り、休憩所で待ち合わせる。もう12時を過ぎていたので、そのまま出て、昼を採る神田にむかう。妻が最初目をつけていた新宿の印度料理店のチェーン店が神田にもあったのだ。さっと飛び乗…

2004年一日旅 東京散策 2

この年の日展は平日なので、多少空いているかと思ったが、例年の朝一番と同じぐらいの混み様だった。老人が多いのは仕方ないことだが、中学生ぐらいの見学会が来ているのには閉口した。 日本画、洋画とさっと回って、めぼしいものをチェックしてから2周目を…

2004年一日旅 東京散策

2004年の11月終わり頃。月曜日に会社を休んで妻と東京巡りをすることにした。妻の方は日曜に出勤だったのでその代休だった。 この時期は毎年、上野の森に日展を観に行くのを恒例行事にしていた。日展がまだ東京都美術館で開かれている時代で、調べてみ…

2004年一日旅 品川界隈 6

烏賊の解剖を終えて外に出てみると、何やら討論会のようなものをステージでやっている。少し傍で聞いてみたがあまり盛り上がらない討論だったので、もう一度、岸壁の方へ行って海というのか運河のような水路を見てから帰ることにする。

2004年一日旅 品川界隈 5

模擬店でいろいろ食べてお腹も膨れたところで建物内の資料館にも入ってみる。海洋大というだけあって魚の標本などがいろいろ並べられている。 イベントで烏賊の解剖体験教室をやるという。人が少なそうなのでやってみることにする。年配の教授風の人から「昔…

2004年一日旅 品川界隈 4

鮪の解体ショーを観た後、さっそく鮪漬け丼を注文して食べてみる。信じられないほど美味い。 模擬店の中を歩いて更にインドネシアのヤキソバと春巻き、中国茶などで煮た玉子、タイカレーなどをビールとともに食したら、もう腹いっぱいになってしまった。

2004年一日旅 品川界隈 3

海洋大の文化祭は海鷹祭という名前だった。海鷹はミサゴという鳥で、英語ではsea hawkというらしい。海鷹丸という訓練船があるらしい。これとは別の雲鷹丸という帆船がキャンパス奥の岸壁に停泊されていた。ちなみにだが、海鷹というのは太平洋戦争で使われ…

2004年一日旅 品川界隈 2

品川駅から殆んど地図を見ずに、方向感覚だけで進んで、東京海洋大の正門前に出た。最初の印象は思っていたよりこじんまりしたところだなというのと、漁師、船員を育てる学校なのだなということ。海洋大はその前年に東京水産大と東京商船大が合併して出来た…

2004年一日旅 品川界隈

2004年10月、品川界隈を妻と娘との三人で散策することになる。メインは海洋大の文化祭をやっているというのでそれを覗いてみようというのだ。 品川は会社に入ってすぐの70年代終わり頃、上司が棲んでいて世田谷に引っ越しをするというので手伝いに行…

2004年一日旅 謎の洋館

一日旅というと大袈裟だが、普段体力維持の為に散歩を1時間ほど心掛けていて、いろんな散歩道を開拓していた。そんな折に不思議な建物を見つけた。 日本とは思えないような、まるでフランス・ロワール河沿いの古城群にあるような城館をちょっとこじんまりと…

2004年一日旅 谷中界隈 6

駅へと戻っていく途中、細い路地の先に呑み屋がずらっと並んでいる場所があった。まだ明るいうちだったので、ひと気は無かったが夜にはとても賑わいそうだった。 駅へ戻って谷中銀座通りを見下ろす階段の上で記念写真を撮っていくことにする。「夕やけだんだ…

2004年一日旅 谷中界隈 5

蕎麦屋、川むらを出た後はまた暫く谷中界隈を歩くことにする。特に名所という訳でもない街並みの風景、一つ一つが渋い味わいを持った界隈だった。 そんな中に突然、屋根の上に野球帽を被った少年の像が乗っかった建物が現れる。朝倉彫塑館という美術館だった…

2004年一日旅 谷中界隈 4

谷中を散策してみようと思ったのは、TBSラジオの嘗ての名物番組、大沢悠里のゆうゆうワイドで紹介されていたからだったことを思い出した。その中で蕎麦屋、川むらも紹介されていて入ってみたいと思っていた。 谷中銀座の商店街へ出て、まずは駅のほうへ戻…

2004年一日旅 谷中界隈 3

全生庵を出て大名時計博物館に向かう。場所はすぐに判ったのだが、予想に反して人が殆んど居なかった。相当こじんまりしたところで、やっていないのかとも思うほどだが、「不在の時は押してください」というブザーを押すとおかみさんのような人が出てきて開…

2004年一日旅 谷中界隈 2

長谷川一夫の墓の前は老人たちが大勢たむろしているので通り過ぎて大名時計博物館を目指すことにする。途中で全生庵が近いことに気づき、先に寄ってみることにする。 谷中散策は少し前にラジオの放送で聴いて行ってみようという気になったのだが、それとば別…

2004年一日旅 谷中界隈

2004年の10月中頃の土曜日、突然谷中界隈を歩いてみようと思い立ち妻と出掛けることにする。 往きの電車の中で、日暮里から墓地を巡って、大名時計博物館を見て、谷中商店街に戻るコースと決めていたので、山手線で日暮里に向かう。 日暮里駅には、そ…

2004年一日旅 不動尻

2004年の8月終わり頃、夏休みがそろそろ終わり自由研究の題材に困っていた小学生の息子の為に山奥のキャンプ場までドライブに行く。この地域でよく採れるというセラドナイトという石を拾いに行ったのだ。 山奥の細い林道をずっと登っていったところに弁…

2004年一日旅 相模線 8

相模線の旅は最初に乗り込んだ海老名を通り過ぎ厚木駅までとすることにした。昭和の駅舎とどこまでも続く田園風景に別れを告げ、いきものがかりの小田急線に乗り込むと、世界がふっと変わった気がした。 駅構内で見つけた麦とろ飯の店で少し早めの昼を採って…

2004年一日旅 相模線 7

相武台下の駅を出て更に二駅進んで、原当麻という駅まで行ってみる。相模線沿いにずっと流れている相模川の写真を撮ろうと思ったのだ。しかし意外に相模川がはっきり見える場所は少なく、一瞬ちらっと見えただけだった。 原当麻の駅で反対側のホームに戻る茅…

2004年一日旅 相模線 6

相武台下の駅は昭和の時代の懐かしい雰囲気の残っている駅舎だ。改札はパスモ、スイカなどの自動改札になっているが、駅員が昔立っていたブースの名残りのようなものもある。 駅舎はサイディングの板張りで昭和の頃の典型的な造りだが、当時はコールタールを…

2004年一日旅 相模線 5

次にやって来た橋本行きの電車に乗って次の相武台下という駅まで行ってみる。当初の目的地だ。相武台下はホーム一本だけの小さな駅だが、単線の相模線が上りと下り電車がすれ違う駅らしくホームの両側に線路があって駅舎との間に跨線橋がある。線路を歩いて…