norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

尾道 しまなみ海道の旅 39

妻が次に向かったのは尾道駅だ。前日にもちらっとだけ寄っているが、その時は観光案内所を捜す為だったので駅構内にはあまり長居していない。 尾道駅は一部もう新駅舎に改装され始めていたが、古い駅舎も残っていた。地方都市の何処にでもあるような大正から…

尾道 しまなみ海道の旅 38

妻の尾道散策はまず海岸縁からスタートしたようだ。ホテルから道路を渡ってすぐの所に古い倉庫を改造したらしい、U2という名の自転車メーカ・ジャイアントのアンテナショップがあったのだが、その更に奥に別の倉庫を改造した美術館のようなものがあった。…

尾道 しまなみ海道の旅 37

居酒屋、花あかりで海の幸を堪能してからホテルに戻り、一日別行動だったそれぞれの体験をデジカメの画像を観せあいながら紹介し合う。 ここからは暫く私自身は巡っていない尾道の様子を妻のデジカメ画像を元に辿ってみたい。 8時過ぎに私を渡し船で見送っ…

尾道 しまなみ海道の旅 36

居酒屋、花あかりで地酒、潮の響きを呑みながら暮れて行く海辺を見ていると嫌でも目につくのがカップルの多さだ。鎌倉の由比ヶ浜とか横浜の山下公園と言った感じなのだ。旅行客も多いのだろうが、地元の人も結構居る気がした。海を見ていると心が和むという…

尾道 しまなみ海道の旅 35

尾道での二日目夕食となる居酒屋、花あかりで頼んだのは最初はまず妻の好きな蛸の刺身。これは妻へのサービスだ。続いて頼んだのが女将のお薦め、穴子の刺身。 穴子を刺身で食べるというのは初めて聞いた。珍しい穴子の刺身は獲れてすぐのこの地でないと食べ…

尾道 しまなみ海道の旅 34

5時になったところでホテルを出て、私が尾道のパンフレットで見つけた花あかりという居酒屋に入ることにする。建物は街の定食屋という雰囲気だったが、窓から尾道水道が見渡せて気持ちがいい。尾道の地酒、潮の響という日本酒を頼むと、笊一杯のぐい呑みを…

尾道 しまなみ海道の旅 33

2時半に渡船に乗り妻にメールを入れると尾道散策を終えて商店街の方へ戻ってきていたようだった。前日ビールを呑んだ埠頭前で待ち合わせる。ロードバイクの走行距離は89.14kmと予定の50kmを大幅にオーバーしてしまった。ホテルの駐車場でロードを解体して車…

尾道 しまなみ海道の旅 32

2時過ぎに向島に入る。往きに乗ったフェリーとは別の船着場を捜していた。ガイドブックで見てどうしても行きたかったラムネの店が近くにあるからだ。運河沿いを捜していたらトラックの運転手が声を掛けてくれる。ラムネの店と言いそびれてフェリー乗り場を…

尾道 しまなみ海道の旅 31

生口島から因島に至る帰り道ではもうサドルに腰掛けるのが辛くなってきて、半分以上は腰を浮かして走ることになる。しかし一度通った道は、意外と短く感じる。因島では囲碁の里というところでトイレ休憩をして水分補給もする。この辺りには史蹟など観光する…

尾道 しまなみ海道の旅 30

大三島を出てすぐ、お尻の痛みに気づく。膝も既に相当がくがくし始めていた。無理をせず戻り始めて正解だったようだ。 帰り道の途中、生口島で往きに見掛けた不思議な大屋敷の写真を撮る。地主の家というより、瀬戸内海で採れる何かの海産物で代を為した人の…

尾道 しまなみ海道の旅 29

食事を終えてレストランの外に出ると、入る時には気づかなかった大きな生簀がある。中には活きたマハタが飼われていて、腰の上まである長靴のような作業着を着た人が次の客に出すらしいマハタを網で掬い上げていた。自販機で帰りの分のポカリを買い直してか…

尾道 しまなみ海道の旅 28

マハタの握り御膳が出てきて、さっそく幻の高級魚というのを試してみる。白身の淡白な感じはヒラメに近いかもしれない。これだけだったら、う~むなかなか悪くない、で終わったかもしれない。ところが付け合せのように不随していた饂飩をちょっと口にしてみて…

尾道 しまなみ海道の旅 27

大三島に入って橋の出口から螺旋状になった下り坂をおりていくと海岸べりに道の駅があるのを見つける。多々良しまなみパークという名らしい。尾道をスタートしてからの時間と45kmほどという走行距離を勘案して、そろそろ戻り頃だなと判断する。しまなみ海道…

尾道 しまなみ海道の旅 26

多々良大橋は大橋というだけあって、それまで渡ってきた橋の中で一番大きいようだった。橋のちょうど真ん中辺りで海の方を見下ろすとモーターボートが一台停泊していた。かなり大き目の船のようだが豆粒のように見える。 橋をかなり進んで次の大三島の近くま…

尾道 しまなみ海道の旅 25

11時前に多々良大橋手前に到着。橋の入り口まで昇ってサイクリストが大勢休んでいる見晴らし台まで行くと、埼玉からやってきたというマウンテンバイクの老人が話しかけてくる。同じ様に車で来て生口島でレンタルサイクルを借りたそうだ。尾道までは一般道…

尾道 しまなみ海道の旅 24

生口島から海岸線まで降りてくると島の北側をずっと巡っていくサイクリングロードになる。この辺りで擦違うサイクリスト等にも少しずつ出会うようになる。中には外国人の家族も居た。 道路沿いには南国を感じさせる棕櫚かバナナの樹が生い茂っていて一時の木…

尾道 しまなみ海道の旅 23

生口橋は自転車道が車両用とは並行する形で通っている。因島橋より景観が開けていて気分は爽快だ。島に入ってから瀬戸内海の島の海岸が尾道とは違って水の透明度が凄く違うことに気づく。尾道の海も綺麗なのだが、島で観る海は日本とは思えないような美しさ…

尾道 しまなみ海道の旅 22

10時半ちょっと前に生口橋に到着。橋の袂から上を見上げると橋の巨大さが実感出来る。例によってぐるぐると細い道をローギアで登って橋の入り口に出る。入口手前に見晴らし台のような広場があったので、ここでデジカメをセルフタイマにして記念写真を撮る。

尾道 しまなみ海道の旅 21

因島に入ってからは正直、記憶が曖昧だ。幾つも島があって記憶がごっちゃになっているせいだろう。また道路にサイクリングロードの表示がきちんとあるので地図をあまり確認しなかったせいもある。 当時の日記によると因島からは少し海岸沿いを走った後、山を…

尾道 しまなみ海道の旅 20

因島大橋はしまなみ海道に来て初めて渡る橋だ。それだけに感激は大きい。本州から最初に掛かっている橋は尾道大橋なのだが、ここは狭くて自転車で渡るのに適していない。なのでガイドブックは皆、まず向島までは渡し船を使えとある。それで私もそれに従った…

尾道 しまなみ海道の旅 19

向島に渡ってサイクリングロードを走り始めると道路に引かれた青いラインに沿って走ればいいことがすぐ判る。ルートは二つあって、西側の海岸を走ることにする。9時に因島大橋の真下に到着。写真を撮った後、螺旋状の道を登って二階建てになった最初の橋を…

尾道 しまなみ海道の旅 18

前日ビールを呑んだ福本渡船の桟橋から8:20発の船に乗る。料金は乗船中に払いで自転車代込み110円だった。通学の学生の他は殆どがサイクリストという感じだった。着岸までは5分程度しか掛からない。向島に着いたところで前輪にガタがあるのに気づき組み直す…

尾道 しまなみ海道の旅 17

夜、寝る前に窓から外を見ると瀬戸内海が夜の闇に浮き上がって見える。すぐ下には倉庫を改造した台湾自転車メーカー・ジャイアントのアンテナショップU2に灯りが煌々と点っているのが見える。 翌朝。7時前に妻の声で起きると窓から見えるU2の前にはもうサ…

尾道 しまなみ海道の旅 16

6時になったので目を付けていた埠頭脇のWHARFというイタリアンの店に入る。まずはグラスワインを頼み、アヒージョ、タコライスなどを注文。海を見ながらゆっくり食事をする。なんだかんだで5054円になった。 食後、再度ローソンで麦酒、おつまみなどを仕入…

尾道 しまなみ海道の旅 15

埠頭のベンチで麦酒を呑んでいたすぐ先の方に目の前に見えている対岸の向島へ渡る渡り船の乗船場があった。見ていると5分おきぐらいに船がやってくる。学校の部活帰りらしい高校生なども結構乗っていて生活基盤になっているという感じだった。 翌日はこの渡…

尾道 しまなみ海道の旅 14

駅前から続く商店街のアーケードを抜けて二つ目の商店街に繋がる所で海沿いの道に変えてホテルの方へ戻ることにする。途中乾き物の店、兼光というのを見つけ、珍しい干物など1760円分を仕入れる。それから海の景色を眺めながらぶらぶら歩く。尾道の海は内海…

尾道 しまなみ海道の旅 13

尾道の駅前商店街はとてもいいところだったので、もう少し紹介したいと思う。この手の地方駅前商店街としてはシャッターが閉まっている所がとても少ない。地元振興にいろいろ努力をされているのが感じられる。 通りをゆっくり歩いて店の切れ目から伸びる細い…

尾道 しまなみ海道の旅 12

シャワーを浴びてさっぱりしてから駅の案内所に向かう。私はリュックが妻は帽子と傘が欲しかったので、駅前のビルに入るが気に入ったものが無い。駅前から商店街を二つ超えたところでスポーツ店があり気に入ったポシェットが見つかったので税金分をまけて貰…

尾道 しまなみ海道の旅 11

尾道大橋から尾道駅までは思ったより距離があった。4時前に尾道第一ホテルに到着したので11時間掛かったことになる。防犯の為、仮眠用に持っていった夏掛けタオルケットをロードバイクに覆いのようにして隠してホテルに入る。事前の予約では二日同じ部屋…

尾道 しまなみ海道の旅 10

大阪までは順調だったが、吹田ICまで来たところで最初の乗り間違えをしてしまう。中国道方面に入る筈だったのが通り過ぎてしまったのだ。それですぐに料金所から降りることにする。慌てていたので無人機にカードで支払い領収書を貰い損ねるが9950円だったよ…