norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

山陰 出雲・松江の旅 19

社務所の裏で陳列品などを見学した後、取り合えず奥の鏡の池へ行ってみることにする。池の水面は文字通り鏡のように透明で木々を反射していた。サンショウウオかとも思ったがイモリが何匹も泳いでいた。紙と小銭で縁占いをする若い女性が二人いる。和紙を水…

山陰 出雲・松江の旅 18

バスが八重垣に向けて走り出すと次第に晴れてきた。道中は昔の記憶にある様子ではなかった。40年以上も経てばそうとう雰囲気は変わっている筈で、すっかり住宅街になっていた。社に着くと綺麗に晴れ上がった。バスの運転手がお参りをしているのが見えた。…

山陰 出雲・松江の旅 17

二日目の朝は7時過ぎに起きた。この日は廻るのにホテルで貸し出している電動自転車を使ってみようということになっていた。それで朝食に降りた際に、予約が要るか訊いてみたが不要とのことだった。バイキングで奥のほうに席を取る。妻は和食中心、私は洋食…

山陰 出雲・松江の旅 16

ホテルでチェックインして、夕食はホテルのレストランで和風バイキングを取ることに決める。飲み物が一杯サービスになるというので、スーパードライのエクストラコールドというのを試してみることにした。バイキングは心配した通りの味だった。どれも今一つ…

山陰 出雲・松江の旅 15

松江に着くひとつ手前で女子中学生が一杯乗りこんできて、そのうち二人がボックス席の目の前に座る。松江駅に着いてこちらは降りたが中学生等は乗ったままだった。電車がホームに滑り込むちょっと前、東横インというホテルのネオンサインが見えて、駅からち…

山陰 出雲・松江の旅 14

駅へ向かうバスには一緒に縁結び願いらしい中年女性二人連れが乗っていたが、海岸線を過ぎてすぐ降りていった。妻は何かパワースポットがあるのかもしれないなどと言っていた。大社の門から別の若い二人連れが乗ってきてずっと二人で話をしていたが、駅が近…

山陰 出雲・松江の旅 13

灯台から戻ってきてバスが出るまでちょっと時間があったので、お土産屋に入ってサザエの壺焼、烏賊焼、ビールを注文する。蚊が多いのには閉口した。話好きの女主人で延々話を聞かされたが、最後は電話が掛かってきて話が中断し、その間にバスへ向かうことに…

山陰 出雲・松江の旅 12

日御碕への道は、高校時代の修学旅行の時とほぼ同じ時間帯のようで、そろそろ夕陽になりかけていた。日御碕に着いてすぐに神社と灯台を目指す。42年前の面影は殆どないようだった。ただ灯台の階段を昇り始めて、修学旅行当時、同級生の女の子達が目の前を…

山陰 出雲・松江の旅 11

旧大社駅舎を目指す途中、竹内まりあの実家の宿屋、竹野屋も写真に撮る。その後、日御碕にも行こうということになっていたが、バスが出発する2時40分まであまり時間がない。それを逃すと1時間後になるので、そうとうな時間のロスになる。最後は妻を置い…

山陰 出雲・松江の旅 10

一通り社を巡ってから広い坂になった山道を二の鳥居まで戻り、歴史博物館のほうへ行ってみることにする。出雲大社の広い参道はゆっくり下っていってまた上り始めほぼ頂上というところで二の鳥居に出る。そこから左に少し歩いていくと歴史博物館に出る。が、…

山陰 出雲・松江の旅 9

この年は式年遷宮という出雲大社の建て替えをする前の年だった。その為、敷地のあちこちで既に工事は始まっていた。 ひと通り見どころの場所を巡って、一番奥の本殿の前へ出る。本殿の入り口の門は工事中で完全に養生に覆われていたが、その向こう側に国宝で…

山陰 出雲・松江の旅 8

バスの運転手に教えて貰った蕎麦屋はすぐに見つかった。三食割子蕎麦というのと、旭日という名の地の冷酒一合を頼む。手打ちで平麺になっていて味はまあまあ。腹拵えをして大社に向かって出発。妻に高校の修学旅行の際に、神主等の目を盗んで本殿まで忍び込…

山陰 出雲・松江の旅 7

出雲空港には殆ど定刻で着いた。窓から見える滑走路のすぐ先に民家が迫ってみえて田舎の空港なのだなと再発見する。すぐにバス乗り場へ行ってみる。もうバスが来ていて、いつ出発するのかと訊くと、皆が揃い次第という。鷹揚な感じだったので、先にトイレに…

山陰 出雲・松江の旅 6

搭乗までは割とスムーズだった。席にイアホンが置いてあったので、ずっと山下達郎のチャンネルを聴いてゆくことにする。定刻に出発。飛行機は737-A300。古い機体で離陸には25秒しかかからなかった。途中、機長の案内で機体左側に富士山が見えてい…

山陰 出雲・松江の旅 5

お腹が空いてきたので、空いている店を捜す。妻は第2ターミナルのエスニックの店に行きたかったようだが、遠くまで歩いていってまだ開いていないリスクが高かったので、手近の蕎麦屋、新大和にすることにした。私がとろろ蕎麦セット、妻が掻き揚げ蕎麦を頼…

山陰 出雲・松江の旅 4

JALは第一ターミナルビルだった。ロビーはごったがえしていた。朝一番は殆どが欠航になっていた。まだ台風が通過中の北側行きは勿論だが、南行きも前晩の飛行機が着いていないせいで出せないらしい。列の最後尾らしきところを見つけて取り合えず並び、妻には…

山陰 出雲・松江の旅 3

予約してある羽田行きバスの発着所は駅前のケーキ屋の前で5時半発。それで5時に家を出て歩いていくことにした。途中のあるバス停のベンチに若い女が寝ているのを発見。黒っぽい服でバックパッカーのようだった。嵐の直後で何がどうしてそんな所で寝ていた…

山陰 出雲・松江の旅 2

義父の代りに山陰旅行に行くことにして無理やり休むことにした。しかし会社への上手い連絡の手段がない。同僚の二人の管理職は普段から携帯は殆ど繋がらない。メールも試してみたが、どちらも不配通知がきた。この日は朝8時から期首朝礼なので8時を過ぎた…

山陰 出雲・松江の旅

新潟旅行の最初の記事にも書いているが、2012年は不思議な巡りあわせで旅行の多かった年だった。三度目の旅行となる山陰、出雲・松江の旅も突然降って沸いた話だった。 元々は妻が実家の父親のお供として同行する旅行として計画されていたのだ。その出発…

新潟旅行 28

相模湖インターで高速を出た時点で4時半。家まで1時間というところだ。帰りはその頃開拓した峠を越える抜け道を走ってゆくことにした。さすがに妻も往きとは違う道なのだと気づいたようだった。スピードは上げずに普通に走って5時半に予定通り我が家に到…

新潟旅行 27

休憩は更にその先の諏訪湖でもう一度取ることにした。ここは休憩というよりは、妻が以前来た時に買った馬のタンの燻製がないか探す為だったが、見当たらなかった。駐車場は観光客の車でごった返していた。車の数からその後の渋滞が予想されたが、以外に順調…

新潟旅行 26

偶々次のパーキングエリアの妙高がまだかろうじて新潟であるのに気づいて、新潟土産を買ってゆくことにする。ちょうど新潟こしひかりケーキというのがそこそこの値段で出ていたので、妻が20個入りを、私が10個入りをそれぞれ買ってゆくことにした。そこ…

新潟旅行 25

フィッシャマンズケイプでお土産を買った時点ではまだ12時前で昼食を採るには早い気がしたので、隣の米山インターを目指すことにする。高速のゲートで訊いてみると、関越はまだ通行止めだと言う。手前で一般道に降りて、行過ぎてまた乗ることも出来るよと…

新潟旅行 24

新茶屋の二階で休んだ後、一度道を戻って道の駅へ行ってみることにした。道の駅があるらしい坂道の反対側に店が沢山並んでいて、人で賑わっている。後でここが柏崎の案内にあった海鮮市場、フィッシャーマンズケイプであることが判る。逆に道の駅のほうは閑…

新潟旅行 23

翌日はチェックアウトはぎりぎりの10時近くまで風呂に入っていた。チェックアウト後、まずホテル前の道を走って町の西側にある道の駅を目指すことにした。目印にしていた風車の羽根を目指して走っていたのだが、何の案内の看板もない分れ道を通り過ぎた後…

新潟旅行 22

散歩を切り上げて朝食を採りにホテルに戻る。ホテルの朝食は披露宴会場のような場所だったが、モズク粥というのが付いていて、なかなかの美味だった。上品な朝食で量も申し分なかった。部屋に戻ってテレビのニュースを見ていて、関越の藤岡ジャンクション付…

新潟旅行 21

鯨波駅で写真を撮ってから線路の下の随道を抜けて、港町純情シネマの舞台のような海岸町を抜けて浜に出る。海岸は土砂かテトラポットで磯にはなっていなかったので、少し先のヨットハーバーの向こう側まで行ってみることにした。しかし、その先もやはり突堤…

新潟旅行 20

朝食前の散歩は、まず駅へ行ってみようということになる。ホテルからだらだら坂を15分ほど歩いて下ると駅に出た。駅名は鯨浜駅で、ローカル線の無人駅だった。そう言えば町のあちこちに潮を吹く鯨のモニュメントがあるのを思い出した。ホームにも入ってみ…

新潟旅行 19

翌日は、3時頃一度起きてしまった。体内時計が狂ってしまったのだろう。妻も夜中に一度起きてしまっていた。再寝して6時前に起きる。朝湯に行こうと準備している妻に風呂は6時からだったと教える。6時ちょうどに二人で風呂へ向かう。朝一番にも関らず男…

新潟旅行 18

夕飯は海鮮舟盛が中心だったので、日本酒を冷酒で取ることにした。料理はまあまあの手の込んだものだったが、全部は食べきれず多少を残すことにした。夕食の途中で夕陽を観にデジカメを持って6階ホールに上がる。他にも何組か夕陽を観に来ていた。食事を下…