norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

水上温泉 年末旅行 3

その日の宿は湯の小屋温泉というところにある洞元荘という旅館だった。別名、たぬきの宿とも言うらしく、入口に信楽焼きの大きなたぬきの焼き物が置いてあるのが印象的だった。食事を採った途中の民具店茶屋辺りまでは何とかチェーン無しで行けたのだが、そ…

水上温泉 年末旅行 2

トリックアート美術館を出てから、どんどん山の奥へ入ってゆく。それに従って道路の雪も増えてゆくのだった。宿は湯の小屋温泉という場所にあるのだが、そこに至る途中の大穴温泉という場所の近くで民具店茶屋という蕎麦屋で食事を採ることにする。そこは元…

水上温泉 年末旅行

我が家の年末旅行は親子三代での実施がずっと続いていたのだが、前の年の四万温泉ではそれが途絶えて、我が家の親子だけの旅だった。それが翌年は再び親子三代でゆくことになった。行く先は私の当時の単身赴任先に割と近い水上温泉だ。これがしかし親子三代…

四万温泉 9 歴史民俗博物館

四万温泉の旅行の時には伊参スタジオに寄った後、歴史民俗博物館という所にも寄っている。いろんな展示品があったのだが、古民家「冨澤邸」というのの非常に精巧に出来たミニチュアがあった。 うろ覚えなのだが、確か本物の冨澤邸というのもあって、そこにも…

四万温泉 8 伊参スタジオその2

伊参スタジオには、もうひとつの映画ポスターがあった。「月とキャベツ」だ。この作品でシンガーソングライターの山崎まさよしを知ったのだった。確かSMAPの「セロリ」もドラマの主題歌に使われていてヒットしていたような気がする。旅行から帰ってから…

四万温泉 7 伊参スタジオ

四万温泉、柏屋旅館に泊まった翌日は帰り道に中之条という町で伊参(いさま)スタジオという所に寄っている。何故、そんな所に寄ったのかは今となっては全く思い出せないのだが、おそらくは柏屋旅館にパンフレットかポスターがあったのだろう。昔の中学校の…

四万温泉 6 積善館再び

柏屋旅館のロビーには四万温泉近辺の観光地のパンフレットも揃っていた。その中に四万温泉に着いてすぐ見掛けた積善館のものがあった。内部の写真もあって、想像どおりの大正ロマンという感じの造りらしく、いよいよ一度入ってみたい気にかられた。以前に台…

四万温泉 5 柏屋旅館

蕎麦処・なが井でお昼を採った後、いよいよ宿泊先の柏屋旅館へ向かう。旅館を親から継いだK君がすぐに挨拶に来てくれ、共通の知人である彼にとっては元上司、私にとっては長年来のライバルであったT氏の話などで盛り上がる。お風呂は大風呂の他に貸切用が…

四万温泉 4 蕎麦処・なが井

その日宿泊する宿に入る前に温泉街から少し昇ったところにある蕎麦屋で昼食を採っていくことにする。ガイドブックにも載っていて、昭和天皇が行幸されてお蕎麦を戴かれたと書いてあったので、試してみたくなったのだ。 お蕎麦はまあ普通の手打ち蕎麦という感…

四万温泉 3 積善館

四万温泉に着くと、車を停めて温泉街を少し散策してみることにする。するととても雰囲気のある古い建物を見つける。見るからに大正時代の香りがする。屋号は積善館とあった。ちいさな川に橋が架かっていて、その欄干から建物を観ると、半地下のような場所に…

四万温泉 2

四万温泉というのは行ったこともないし、そもそも何処にあるのかも知らなかった。ロードマップを見ながら車を進めたのだが、かなりの山奥にあることが分かる。そもそも群馬は前橋とか高崎でも駅からちょっと離れればかなりの田舎になる。途中に中之条という…

四万温泉

南伊豆と天城へ五度目の親子三代年末旅行をした翌年の年末は、我が家の四人だけでの旅行になっている。何かの都合で親は来れなかったのか、齢を取って旅行が最早きつくなってきたのかは、もう憶えていない。 この年、年末旅行先に選んだのは群馬の山奥にある…

五度目の親子三代年末旅行 8

それから修善寺の混んだ街へ車を乗り入れてひものを買いにゆく。目当ての鮎のひものは売り切れてしまっていたが、鯵と金目と若さぎを買う。 娘がお土産屋へ行きたかったのだが、狭い道路で混んでいて戻ることも出来ずに修善寺を後にし、そのまま伊豆スカイラ…

五度目の親子三代年末旅行 7

伊豆には、吉奈温泉という所に両親が古くから付き合いのあったTさんという人の屋敷があって事前にそこへ電話しておいて貰って寄ることになる。 そこは代々続く古い元旅館の屋敷で、Tさんが定年前に会社を辞めて隠居暮らしとして引っ込んだ場所だ。とても雰…

五度目の親子三代年末旅行 6

夜更けから雨が降り出して、朝もずっと止まずに降っていた。朝起きてすぐ風呂へ一人で向かい、前夜入り損なった薬草風呂をすべて入り、帰ってきてみんなで朝食。バイキング形式で結構食べれるものが多くて良かった。その後、親を残してみんなで風呂めぐりを…

五度目の親子三代年末旅行 5

天城荘についたのはチェックイン予定の少し前の2時半頃。すぐ部屋に案内してもらって風呂へ向かう。ここは風呂が30余もあっていいのだが、水着を着て、風呂と風呂の間を着替えたりしなくてはならないし、その間濡れた水着が冷えてきて、面倒なのと、寒い…

五度目の親子三代年末旅行 4

南伊豆、弓ヶ浜にある朝日休暇村で一泊した次の朝は、敷地内のプロムナードと名付けられた遊歩道を散策している。この時、敷地内にあった金柑の樹からたわわに実っていた金柑の実を幾つか頂いている。その後、我が家にも金柑の樹を植えて毎年嫌というほど実…

五度目の親子三代年末旅行 3

少し遅めの昼食を採ってから宿泊先の朝日休暇村へ向かう。三度目になるのだが海岸沿いの道傍にある駐車場からロビーのある場所まで約百段の階段をあがるのが結構辛い。ここのパンフレットには「ぜいたくな別荘は年配のご夫婦や奥様仲間のためのものです」と…

五度目の親子三代年末旅行 2

前回、二年前に来た時は帰り掛けに寄った爪木崎へ行く途中で寄ってみることにする。ここは水仙の名所で年末でも咲いているときはあるのだが、この年は水不足だったのか、ちょっと元気がなかった。 海岸でちょっと遊び、灯台めぐりをしてからお土産屋をひやか…

五度目の親子三代年末旅行

その年の年末も親子三代で旅行をすることになる。行く先は南伊豆、三度目となる朝日休暇村で二年ぶりになる。前回、修善寺の温泉宿と組み合わせて良かったので、この時も別に駅前の旅行社で天城高原の温泉旅館、天城荘を二泊目に予約する。 出発は例によって…

赤城山 小沼キャンプ

夏場はそれが答えだのロケ地を巡る旅をしたのだが、秋になって赤城山で家族キャンプをすることにした。我が家のキャンプのポリシーは、キャンプ場を使わないこと。全くの自然の中で自力で自炊して自前のテントで寝るという物。90年代は世間でも空前のアウ…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 10

温泉のある駅、水沼を出て桐生のほうへ戻る。わたらせ渓谷鉄道は水沼の先もずっとあって、最終的にダムのある畔まで行ける筈なのだが、この日はもうひとつ別に行きたいところがあったのだ。それは両毛線の藪塚という駅からちょっと歩いたところにある三日月…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 9

水沼駅に着いたのは駅構内温泉が始まる10時よりちょっと前ぐらいだった。時間潰しに駅周辺を少し歩いてから文字通りの一番風呂の温泉に入る。今回は息子も妻と娘と一緒に女風呂に入るというので、一人でゆったり出来た。内湯、露天風呂、サウナとゆっくり…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 8

単身アパートに到着しての三日目はわたらせ渓谷鉄道というローカル線の途中にある水沼という駅構内に温泉があるという場所へ行ってみることにする。 事前にイベントの動員で土日に自宅に戻れない週があった時に自分一人で行って来たものだったが、家族でそれ…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 7

旅の前半で「それが答えだ」のロケ地はひと通り廻ってしまったので、後半は群馬近辺の場所をいろいろ巡ることにする。 単身アパートに家族と共に辿り着いた翌日は、まず群馬の森という所を訪れることにする。ここは太平洋戦争の頃、軍の試験場だった施設跡だ…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 6

増富中学校を見学した頃はもう昼の12時を過ぎていたので、街まで下りて食事をすることにする。持参していたロードマップを見ると、以前温泉を捜して高根の湯という施設に行った時のレストランが近いことが分かり、そこまで行って食事をすることにする。こ…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 5 

旅行に出る前日に娘にもドラマの第1回を見せておいたので、自分自身もブラバンをやっていて興味があったようで、どんどん先に立って歩いていく。 ラップ張サイディングの木造の昔ながらの造りの学校だった。妻が職員室を捜しにいっている間に、正面玄関の壁…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 4

白州の木陰にある売店で子供達にソフトクリームを食べさせてから再び須玉へ戻ることにする。ロードマップを見ていて町はずれの峠の辺りにぽつんと中学校があるのを見つけてもしやと思ったからだ。増富中と書いてあった。 峠までは結構遠く、10数キロあった…

それが答えだ ロケ地を巡る旅 3

須玉町を出た後、今度は白州町に移動する。ここには藤原紀香が大学生アルバイト役で勤めていた喫茶店のロケ地であるペンション、ボーンフリーがある。有名で判りやすいのでそこそこの人が集まっていたが、ロケ地としての感慨はそれほどでもなかった。 その後…