norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

天橋立 観光遊覧船

ユースの上方にあった眞名井神社の境内から天橋立絶景スポットを堪能した後、山を下り天橋立の付け根付近から出ている観光遊覧船に乗って海からの景色を楽しみながら戻ることにする。 前の晩、ユースからの公衆電話で三箇月前に大阪を案内して貰った友人に電…

天橋立ユースと眞名井神社

天橋立の砂州にある遊歩道を通って対岸までの道を制覇した後、その日の宿泊の為に天橋立ユースホステルに向かっている。全国の殆どのユースホステルが2000年代初頭に廃業、閉館している中でMここは今でも営業している珍しいユースホステルだ。橋のたも…

天橋立 遊歩道

宮津のカトリック教会を見学して、再びローカル線に乗り、一駅先の天橋立駅に着く。もう殆ど記憶にないのだが、その駅のすぐ傍に回転式の移動橋があったらしい。それを渡ってみると、ずっと天橋立の砂州の中に松並木に囲まれた遊歩道が続いていた。砂州(さ…

宮津の町とカトリック教会

京都駅から天橋立に向かう前にローカル線で一つ手前の駅の宮津という駅に途中下車している。ブルーブックスという観光ガイドブックに書いてあったのだと思うが、カトリックの教会があるというので観てみたいと思ったのだ。 宮津という街は鄙びてはいるが、と…

人生最後の寝台急行 銀河

社会人生活開始を間近に控えた大学生最後の春休みに出掛けた天橋立への旅行は、やはり寝台急行 銀河を使っての夜行列車でスタートすることになった。考えてみると、社会人になって以降は、お金よりも時間のほうが大切になり、銀河を使っての旅行はこれが最後…

大学生最後の一人旅 天橋立

正月休みに京都・大阪の旅をした後は、卒論提出やその審査会、四月からの社会人生活の準備などに追われて、のんびり旅行など出来ないほど忙しかったようだ。それで社会人生活が始まる四月一日の約一週間前に車中泊を含む二泊三日の旅で天橋立まで行ってみる…

京都・大阪の旅 最終日

友人の案内で丸一日、大阪を堪能した日は大阪駅近くの観光案内所に連れていって貰って一番安そうなビジネスホテルを取る。本当はその日には帰るつもりだったのだが、思いの外大阪を楽しめたのでもう一泊することにしたのだ。 翌朝、友人と再度落ち合って最後…

大阪の一日

大阪では千里という郊外にあった万博記念公園で太陽の塔などを見たあと、市街地へ戻ってくる。大阪には全く土地勘がなく、全て大阪の友人とその友だちたちにお任せだった。 今でいうJRの国鉄の駅がある場所を梅田といい、阪急電車だかは梅田駅という呼称だ…

万博記念公園と自動改札での失敗

服部緑地公園というところにあるユースホステルから大阪ただ一人の友人の棲む寮へ電話してみると、翌朝迎えに来るという。 翌朝、待合せたのは公園内にある何かのホールのような建物のロビーだったと思う。女性の友達を二人ほど連れてきていた。大阪で何処が…

初めての大阪

大原から京都駅に戻った後、大阪へ行ってみることにする。この当時、大阪というのは訪れたことがない街だった。ただ、大阪には知り合いがひとりだけ居たのだ。ひょんな事から知り合った女性だったが、実は北海道旅行をした際に泊めて貰った北海道に一人だけ…

京大キャンパスと大原・三千院

京都旅行の写真を見返していて、京大キャンパスへも寄っていることを思い出した。北山ユースに泊る前だったか、泊まった後だったかははっきりしない。すぐ近くに何か観光地がある訳でもなくどこかに観光したついでではなさそうだ。何故訪れてみようと思った…

仁和寺、金閣寺、北山ユースの不思議な位置関係

金閣寺というのは実は京都において自分にとって大好きな観光地なのだ。勿論そういう人、特に外国人は多いだろう。しかし一般的に金閣寺が京都で人気なのと私が好きだというのは若干違うかもしれない。それは三島由紀夫の小説、金閣寺に大きく由来している。…

金閣寺と北山ユースホステル

(仁和寺山門前の夕陽) 今日のタイトルを何にしようかなと考えていて、ふと思いついたものを書いて愕然、というか吃驚した。前日のタイトルと実に対称性を為していたからだ。これは最初から意図していたことではない。何故かと言って、東山ユースホステルに…

銀閣寺と東山ユースホステル

嵯峨野をぐるっと巡って嵐山の見える渡月橋前まで戻ってきてからおそらく嵐電に乗って市街地の方に戻った筈だ。その当時はバスを使うという発想がなかった筈だからだ。 その後、どこを巡ったのかさっぱり記憶にないのだが、一枚残っている写真から東山の銀閣…

嵯峨野 散策コース

(あだし野 念仏寺) 高雄、神護寺の後むかったのは嵯峨野だ。嵯峨野は高校の修学旅行で初めて訪れた場所だ。修学旅行は基本的に自分達で廻るコースを決めることになっていた。私は仲間の男女十人ぐらいとずっと廻っていたのだが、そのうちの一人に流行に敏…

残雪の高雄 神護寺

京都に着くとまず高雄の神護寺を目指している。高校の修学旅行でも京都に入ってまず最初に観光バスが一斉に向かった場所だった。京都での観光は自分達でプランを立てる自由行動も多かったのだが、唯一全体行動の場所だった気がする。 修学旅行の時は紅葉の時…

修学旅行での京都

京都はその時、おそらく生涯三度目の事だったと思う。大学生になる前は修学旅行以外で京都などに行く筈はなく、小学校の時は日光だったので、中学校、高校と修学旅行で行ったのは間違いない。高校の時ははっきり記憶にあるのだが、さすがに中学校の修学旅行…

大阪行き 寝台急行・銀河

北海道旅行は大学生活四年間の中で最大の旅行だったが、帰ってくるともう大学卒業まで残り5箇月半ほどだった。就職後は旅行する時間もそれほどは取れない気がして、北海道旅行ほどではないにしろ、少しでも出来るうちに旅行をしておきたかった。 それで選ん…

北海道 最終日

松前の友人宅に泊めて貰った翌日は土曜日で、その頃はまだ土曜は半日学校がある時代だった。それで午前中独りで海岸沿いに更に進んで江差までドライブして過ごし、お昼過ぎに再度合流して一緒に函館まで戻ることにした。 函館の街に入る手前でまだ行ってなか…

松前 烏賊釣り船の漁火

松前城で再会を果たし、中学校を見下ろす崖の上の下宿先まで一緒に行く。下宿と言っても一軒家で、借家と言うべきかもしれない。母上は既に到着していて待っていてくれたようだ。近くの寿司屋に三人で出掛けてお寿司を母上に奢って貰う。特にウニが美味しか…

松前でのすれ違い

トラピスト修道院を外からではあるが見物した後は一路ノンストップで松前へ向かっている。松前に到着したのはお昼少し前ぐらいだったと思う。駅周辺で暫く時間を潰し、友人の勤める中学校へ電話してみると不在だと言われた。それで駅前の何処かでお昼を採っ…

トラピスト修道院

五稜郭の次に向かったのはトラピスト修道院だった。向かったというが、函館から目的地の松前へは海岸線に沿って延々行くしかなく、その途中にあったというに過ぎない。海岸線から修道院までは結構な距離があった気がする。そもそも修道院なんてものは駅前や…

初めてのレンタカー

函館ユースに泊まった翌日と翌々日はレンタカーを使うことにした。友人の居る松前という所までは国鉄の電車でも行ける筈だったが、途中にある五稜郭やトラピスト修道院、トラピスチヌス修道院なども廻ってみたく、時間を考えたら車のほうが効率的に廻れると…

函館山 百万弗の夜景

ユースのチェックインを済ませ、翌日、友人との再会のアポを取ってからいよいよ函館山を目指す。ロープウェイに乗り込んだ時にはまだ明るかった。しかしそろそろ明かりが点き始めるという頃だった。 頂上について、どんどん暗くなってゆくなかで、光り輝いて…

一週間ぶりの函館

小樽を昼過ぎに出て、一週間ぶりに函館に戻ってきたのはもう夕方になっていたように思う。北海道初日に泊り損ねたユースにまず向かう。函館から路面電車に乗って二駅ぐらい離れていたと思うが、確か湯の川温泉という場所だった。まずユースに行ったのは函館…

小樽 浮き玉

小樽には結局2時間ぐらい居たのだったと思うが、最後に街角の喫茶店に入って珈琲を頼んでいる。 小樽で思いだすのは、その喫茶店に飾ってあった浮き玉と称する独特のものだ。ガラスで出来た球形のもので、外側に粗い網のようなもので包まれている。浮き玉と…

小樽の岸壁 今昔

小樽の岸壁に辿り着いて二枚の写真を撮っている。このブログで5年ほど前にも紹介しているのだが、この旅行をした40数年前の写真と同じ場所を5年前にもグーグルストリートビューで探し出している。変わっている部分もあるが、殆ど同じ風景がそこにあった…

小樽 弾丸ツアー

札幌を廻った後は、もう旅の終盤で最後に函館に一泊して帰るつもりでいた。しかしその前に小樽の街を一度だけ観てみたい気持ちになった。函館の夜景も見たかったので時間的にはかなり厳しかったが、国鉄の時刻表を調べて一時間ぐらいなら見物出来そうな事が…

札幌 雨の市内巡り

札幌ユースに一泊した翌朝は雨だった。朝の早いうちにユースを出て前日あまり廻れなかった市内を巡ることにする。最初に向かったのは北海道庁。既に跡地だったか現役だったかは分からない。一見、辰野金吾の設計のようにも見えるが、別人による設計のものら…

札幌 到着

札幌に到着したのは何時頃だったか、もうまったく憶えていない。しかし到着したその日はあまり市内を廻っていないので夕方近かったのかもしれない。まず最初に大通り公園へ行って、街頭で売っている焼き玉蜀黍を買って食べたことだけは憶えている。その後歩…