norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アヴィニョン到着 ゴッホが観た南仏

南仏旅行後すぐにしたためた旅行日記にはTGVでアヴィニョンに到着した時の印象がこう記されていた。 ---- TGVを降りて、アヴィニョンの駅に降りたったら、あたり一面が真っ白に見えた。光が強すぎるのである。ゴッホがアヴィニョンだかアルルだかに最…

TGV内のビュッフェ

昨日の記事でパリ・リヨン駅と南仏・アヴィニョン駅は2時間強と書いてしまったが、調べてみたら3時間強だった。 乗込んであまりに静かで揺れないせいか、すぐに妻と子供達は寝てしまった。それで私一人で車内探検をしてビュッフェに行ってみる。ビュッフェ…

南仏行きの車窓から

パリ・リヨン駅からTGVに乗って目指したのは南仏・アヴィニョン駅だ。確か2時間強ぐらいだったと記憶している。 リヨン駅を出てすぐは、パリの街並みの中を進んでいたが、すぐに景色はどこまでも続く田園風景に変る。フランスが屈指の農業国であることを…

TGV乗車

無事、南仏方面行きのTGVが入ってくるホームを見つけ、電光掲示板で自分達が乗る車両の番号を確認して一安心する。 以前にテレビのフランス語講座で、フランスでは電車に乗車する際にコンポステという切符に打刻をする機械がホームに置いてあって、そこで…

いざ、南仏へ

パリ到着の三日目、朝の散歩を終えた後、いよいよホテルをチェックアウトしてTGVに乗る為にリオン駅を目指す。 パリには大きな駅が5つか6つあったと記憶している。大きなというのはそこから長距離列車が発車する駅で、パリに到着する終着駅でもある。フ…

再びサクレクール寺院へ

パリに到着して三日目はいよいよ南仏へ出発するのだが、フランス高速新幹線TGVは10時過ぎぐらいの出発だったので、朝は再度モンマルトルの丘、サクレクール寺院付近を散歩することにした。前日、娘が盗られたポシェットが落ちてないか捜す目的もあった…

パリ市庁舎前

レストランで食事を採った後、もう一度ノートルダム大聖堂に戻るつもりだった。塔の上へ登る為だ。しかし大聖堂の裏手にある階段入口前に出来ている長蛇の列に並んでみたものの、一向に列が進む気配がない。それで諦めて別の機会に再挑戦することにした。 ノ…

パリ最初のレストランでの食事 2

ノートルダム大聖堂のすぐ近くのレストランには威勢のいいマダムがいた。壁にいっぱい飾られている古い絵や写真の中に、モノクロの若い女性の肖像画があって、若き日のマダムのものではないかと思われた。 背の高いひょろっとしたギャルソンが英語が得意そう…

パリ最初のレストランでの食事

ノートルダム大聖堂に入った時点で午前11時を過ぎていたので、一時間ほど堂内を見学した後、食事に一旦出ることにする。 17年前に大聖堂が見えるセーヌ川沿いのレストランで食事をした覚えがあり、そこを捜したが見つけることは出来なかった。カルチェラ…

ノートルダム大聖堂

サンテティエンヌ・デュモン教会を見物した後は、カルチェラタンの下り坂を降りてセーヌ河畔へ出て、ノートルダム大聖堂へ向かう。我々夫婦にとっては、17年ぶり、四度目の来訪になるが、子供達には初めての威容だ。これまでは真夏の8月にしか来たことが…

サンテティエンヌ・デュモン教会 2

昨日に引き続いて、今日もサンテティエンヌ・デュモン教会を紹介したい。今回は内部を中心に紹介する。 サンテティエンヌ・デュモンの内部の見どころは何と言っても精巧に作られたステンドグラスだろう。大きさの迫力は無いものの、聖書を題材に描かれている…

サンテティエンヌ・デュモン教会

パンテオンの次は少し坂を下ってサンテティエンヌ・デュモン教会に出る。この教会については2016年の3月に二回に亘って紹介しているので、なるべく被らないようにする。 2016年の記事では省略したこの教会の由来について触れてみる。この辺りは聖ジ…

パンテオン

リュクサンブール公園を出て、サンミッシェル大通りを渡ったところでアメリカ式ファストフードの店で涼んだ後は目の前に見えているパンテオンという大きな建物へ向かう。途中、絵葉書や使い捨てカメラなどを置いている旅行者向けの店があったので、盗られて…

リュクサンブール公園

サンシュルピス寺院から小路を抜けて美術館のあるリュクサンブール宮殿の北側に出る。塀沿いを西側に歩いて行くと公園内に入れる門の前に出る。ここから宮殿の脇を抜けて広大な公園の北半分はプラタナスか何かだろうが灌木がいっぱい植わっていて、木陰にな…

生活の音がする小路

この路の事は1年半ほど前、2016年2月16日の記事にも書いている。パリで一番好きな小路だ。しかし、場所を間違えていた事につい最近気づいた。サンジェルマンデプレ教会からサンシュルピス寺院に至るまでの路と書いていたが、何枚かの写真を観返して…

サンシュルピス寺院

サンジェルマン・デプレ教会を出て、とにかく適当に南のほうへ向かう路地を行くと必ずサンシュルピス寺院に到達する。とにかく大きいからだろう。ノートルダム大聖堂よりわずかにだけ小さく、パリで二番目の大きさの教会だという。ここにも立派なパイプオル…

サンジェルマン・デプレ教会

パリのお気に入りの散歩コースは2016年の2月から8月に掛けてのパリ旅行でも触れているので、極力中身がダブらないように書いていこうと思う。 散歩コースの最初はサンジェルマン・デプレ教会。確かパリで一番古い教会だった筈だ。 2002年に家族で…

懐かしい自由行動散歩コース

パリに到着した翌日の午前中は、パリでお気に入りの散歩コースを家族四人で歩くことにする。子供達は初めてのパリだが、私達夫婦にとっては四度目のパリとなる。過去三回の滞在でも1982年と1985年の時に二回、同じ散歩コースを歩いているので、この…

三度目の悲劇

実は朝食にカフェに入る直前、ひとつの悲劇が起きた。サクレクール寺院前の広場から降りて行く階段のところで娘が二人組の男に肩から掛けるようにしていたバッグを狙ったかっさらわれてしまったのだ。男二人はあっと言う間に階段を駆け下り、街角に消えてい…

パリ 最初の朝食

サクレクール寺院散歩の後、最初の朝食をホテル傍のカフェで採ることにした。カフェの名前はカンタービレ。カンタービレとは確かイタリア語で歌うようにという言葉だった筈だ。アンダンテ・カンタービレという言葉が何故か記憶の片隅にある。 カフェでの朝食…

サクレクール寺院 2

サクレクール寺院の素晴らしいところは何と言っても天井画の壁画だ。堂内に入ってまず真正面にキリストの輝くばかりの姿が目に入ってくる。先に紹介した日本人女性らしき着物で桜を手にした画像はその左下辺りになる。 ステンドグラスもどうしてもノートルダ…

朝のサクレクール寺院散歩

2002年のパリは通算四度目のパリということになるが、サクレクール寺院はそれまでの三回全てで訪れている。2002年の時は、朝食までの空き時間潰しという感じだった。ホテルの朝食は7時からだったし、近くのカフェも7時から営業というのが多かった…

パリの朝

パリに着いて飛行機を降りる際のファーストクラスについて、妻が呆れていた。床などゴミが散らかし放題だったそうだ。 その事がパリに着いて一夜明けた朝によく判った。 パリの市街を歩くと、石畳にゴミが散乱しているのにどうしても目がいってしまう。どう…

パリ 最初の食事

パリのシャルルドゴール空港に着いたのが夕方6時過ぎ。ホテルに到着したのは7時過ぎぐらいだっただろうか。季節と緯度の関係でまだ明るい。飛行機内では軽食が出ていたのだが、子供等は寝ていて食べていない。それでレストランへ行くほどではなかったが、…

ホテル スクエア・ダンバース 2

ダンバースホテルの我々の部屋は西向きの5階で、ロフトになっている6階が最上階なのでかなり上のほうだった。ホテルは長四角のアンバース公園に面していて、公園の向こう側は三階建ての学校の校舎だった。地図でみるとリセ何とかと書いてあったので、高校…

ホテル スクエア・ダンバース

我々がパリで投宿することにしたホテル、スクエア・ダンバースは旅行前に是非泊まりたいと捜していたプチ・ホテルそのものだった。昔ながらのパリのアパルトマンとして出来た石造りの建物の中にあって、大人二人で満杯になってしまうような透けている柵の古…

パリ到着

我々を乗せたエールフランス275便がシャルルドゴール空港に到着したのは現地夜の6時過ぎ。パリは緯度が高いし夏至に近い頃なので6時を過ぎても随分明るく殆ど昼間と変らない。当初市内のホテルへ向かうタクシーの心配をしていたが、到着便の客が次から…

巴里への12時間

成田からパリへのフライトは昼の12時半出発、現地夜の6時到着、7時間の時差を丸12時間ほど掛けて明るい中をずっと飛ぶことになる。往きは飛行中なるべく寝ないようにしてパリのホテルに着いてぐっすり寝ることで時差呆けを取りやすくするようにした。 …

憧れのエールフランス 5

エールフランスに期待したものの一つにケータリングサービスがある。テロ事件の影響で本来上品なデザインのスチール製カトラリーだった筈が無粋なプラスチック製になっていたことは既に書いたが、飛行機業界もサービスの質を競っていた時代から価格競争の為…

憧れのエールフランス 4

エールフランスはとてもお洒落で洗練されたセンスを持っていると昨日書いたのだが、いい面ばかりではなかった。機体は(悪評高いガルーダインドネシア航空ほどではないにしろ)結構ガタがきていて、機内誌などはぼろぼろだった。後で判明したのだが、機内誌…