norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

京都五山、送り火

「東山三十六峰、草木も眠る丑三つ時・・・」 この言葉、何処で聞いて覚えたのか判らないのだが、何度も頭に刷り込まれたらしく、ここまではスラスラと出てくる。おそらくは小学生の頃だろう。お化けの出てくる怪談か何かのような気もするし、落語だったかも…

京のみやげ物

今回も北野天満宮、縁日のガラクタ市。旅に出ると記念に何か買いたくなるものだが、重い荷物にはしたくない。家の汁椀にいいのがなくて欲しいと思っていたところに、椀物屋を発見。木目の柄が綺麗で、そして何より軽い。普段の日常生活では決して買おうとい…

再び、北野天満宮

菅原道真の歌で、今回の旅で初めて知ったものがある。 心だに誠の道にかなひなば いのらずとても神やまもらむ 北野天満宮の本殿入口の楼門の脇に掲げられていた。 菅原道真というのは不思議な魅力を持った人だ。学問の神様と一般に言われているが、それは学…

のりまき、京に至る

ようやく姫が京都に到着した。拙者が京都に着いてから一週間後のことである。いや、姫のほうはまだ東海道中でござった。その間、拙者の方は東海道を制覇し、その後中山道を踏破しての京都でござる。 姫とは極秘に町屋の座敷にて相まみえたのでござるが、既に…

北野天満宮、縁日

リアル京都旅行で丸三日、家を空けることとなってブログもお休みになってしまった。 今回の京都では、このブログの過去の話題に関して取材ネタを二つ拾った。 北野天満宮は菅原道真を祀った神社だ。「このたびは幣も取りあえず・・・」とか「東風吹かばにほ…

糺の森

鴨川のほとりにも桜が咲いた。先々月の晦日のことだ。薄く曇った空に映える桜もいいが、澄み渡る青空に負けじと色鮮やかに咲く桜も美しい。 鴨川の流れをみつめながら「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」と方丈記の冒頭を口ずさむの…

木屋町通り 高瀬川

雨があがったら、桜が花開き始めた。もう待ちきれなかったとでもいいたいように。河原町の大通りから三条大橋の掛かっている鴨川のほうへ向かうと、その手前に小さな川とそれに似合わせたかのような細い路地がある。高瀬川と木屋町通りだ。 高瀬川と言えば、…

雨の京都御苑

今日も引き続き雨の京都。京都御苑である。つい一箇月ほど前に初めてこの場所に来た。あと一歩で桜が開こうという頃だがまだ咲き切ってはいない。平日の半端ではない雨の中。さすがに人の出は少ない。 飛行機が通るのかと思うような広い道路が御苑内部に通っ…

京都の恋・・・

雨の三条大橋である。 京都というと思い出す歌がある。京都の恋という渚ゆうこという人が唄ってヒットした曲である。なんとエレキギターのベンチャーズが作った作品なのである。 風の噂を・・・ 白い京都に・・・ (著作権侵害の可能性があり、一部削除しま…

京都到着

とうとう京都に着いてしまった。京都を目指していたのに、着いてしまったというのも変だが、その先をどうするかまだ考えついていないのにという気持ちがあるせいだ。また暫くは京都の街でもうろついてみるしかない。 東海道、中山道の終点は三条大橋である。…

町娘のりまき、はやてを追う

昨日は一日外に出ていたので、またまたブログ更新をしそびれてしまった。外に出ていたせいで歩数も大幅に進み、1万8千歩を超えてしまった。 一昨日は石部からスタートしていよいよ中山道と合流し草津へ入る。昨日はそこから大津、山科を越えた。京の都まで…

忍者の里

昨日は一万6千歩超えで、距離にして14km。貴生川から石部というところまでやってきた。この辺りはずっと甲賀の里である。 子供の頃から甲賀、伊賀というのは関東対関西、あるいは江戸対大阪ぐらいの忍者間の勢力争いなのかと思っていた。しかし今地図で…

三岐鉄道

柘植で草津線に乗り換え、油日、甲賀、寺庄、甲南、貴生川と一気に進んだ。ローカル線なので、一駅、一駅の間隔が関西本線に比べ圧倒的に短くなったようだ。 関西本線では、亀山を過ぎてからずっと連なる山々を見上げるようにして進んできた。この辺りを何と…

採石場

加太を出て柘植を過ぎる。次の油日まであと一歩というところ。 昨日、何気なく加太と書いていたが、地図で場所を確認しようとしていて、南海鉄道加太線というそれほど遠くない場所に終着駅で加太と書いて「かた」と読む駅があることに気づいてしまった。関西…

サンヨー電機・・・

亀山付近から出発して、加太というところを過ぎたところ。 亀山と言えば、暫く前に某電機メーカーが亀山モデルなる液晶テレビを随分宣伝していたのを思い出す。地方工場名を冠した製品を宣伝するなど、随分思い切った手法だと思ったのだが、今は既にこの商品…

フェアレディ240Z L24SUツインキャブ仕様

昨日は歩数も12000歩超えをして加佐登を出て、亀山までやってきた。 昨日まで車関連の話題が続いたので、調子に乗ってもう一回。前回がサニーGXのことだったが、これにはSUキャブという二連装のキャブレターが付いている。所謂ツインキャブというや…

SUNNY 1200GX

河原田から更に進んで加佐登というところまできた。依然、鈴鹿の近くである。今回も前回に引き続いて鈴鹿サーキットからの連想で自動車の思い出。 割と最近の話ではあるのだが、ラジオの実況番組で、現与党の自民党幹事長である石破茂氏が、若い頃、日産サニ…

鈴鹿サーキット

四日市から関西本線、国道1号沿いに河原田というところの近くまでやってきた。この辺りは鈴鹿も近い。鈴鹿といえばサーキットだ。残念ながら私にはサーキット経験はない。鈴鹿の伝説の死闘も知らなかった。 会社に入社した時に、既に運転免許は持っていたし…

出雲大社、御本殿

桑名を出て、富田浜、四日市の間あたりまで辿り着いた。 四日市と言えば、東海道と伊勢街道の分岐点がある。ずっと海沿いを来たのだが、更に海沿いに進む伊勢街道と分かれて、東海道は内陸のほうへ入っていく。 昨年、伊勢神宮と出雲大社がどちらも同じ時期…

その手は桑名の焼き蛤

名古屋から関西本線に沿って西へ向かい、桑名の手前までやってきた。本日のタイトルにあるように、その手は桑名の焼き蛤である。オヤジギャグかと思っていたら、故事ことわざの類なのだそうだ。蛤などは日本全国にありそうなものだが、そんなに美味しかった…

眼下の橋

名古屋から関西本線に乗って西へ向かう。そのすぐ南側を国道1号線、東海道が走っている。八田、春日、蟹江と過ぎた。 飛行機の窓から見た景色の場所を特定するのは意外と難しい。航路の確認は勿論だが、飛び立った時刻、到達した時刻と撮影した時刻から大体…

外国産ひつまぶし

大曾根から出発してとうとう名古屋まで到達。戻って来たという感じである。しかしこれは中央本線に沿ってではという意味だ。多治見を過ぎた辺りから、中山道はどこだったのかすっかり見失っている。国道19号線はかろうじて名古屋駅近くまでは中央本線と併…

九谷焼 秋峰

昨日は一日外に出ていたので、更新しそびれてしまった。しかし、歩数のほうは二万歩を軽く超え、一昨日と合わせると3万3千歩を超えている。中央本線では多治見を過ぎ、一昨日は古虎渓(ここけい)、定光寺(じょうこうじ)まで辿り着き、昨日は更に5駅を…

バッチャン焼き

土岐駅を超え、多治見の一歩手前まできた。 多治見と言えば瀬戸と並んで陶器の街だ。陶磁器の有名な街を旅行すると、その地ならではの一品を自分用に買い求めてしまう。嘗て金沢を旅した時に、九谷焼の珈琲茶碗を買い求め、気に入って随分長い間愛用していた…

スィート・キャロライン

昨日は釜戸を出て、瑞浪というところまできた。この辺りにはさすがに土地勘がなく話題を作るのが難しい。 前々回に皇女和宮親子内親王のことに触れた。この人の生涯に関する記述を読んでいて何かを思い出した。連想といったほうがいいかもしれない。キャロラ…

中央本線ローカル線

昨日は一万歩ちょっとで、恵那の次の駅ぐらいかと思った多治見まで全然届かない。あれっと思ってJR時刻表をよく見ると恵那の次の多治見まで32kmもある。 なんでそんなに・・・と思いながら、よくよく時刻表を見返すと、中津川から名古屋まではもうひとつ別…