norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2021年夏 京都旅行 3

 新幹線の改札を出てすぐに大原方面へ向かう京都バスに乗る。ずっと天気が悪くて前日も相当雨が降ったらしい。三条大橋で鴨川を渡るが、水量はかなり多い感じだった。

 息子のアパートに着いたところでまず弁当で食事をしてしまうことにする。定番の柿の葉鮨は間違いない味だが、W牛弁当というのもステーキと牛飯のセットで息子はかなり気に入っていたようだ。

 京都太秦碁盤の宴という弁当は京懐石を彩りよく碁盤の目状の枠に並べたものでちょっと贅沢な弁当だった。

 もう一つは東海道新幹線弁当というもので、東海道線の沿線の名物、鰻や海老フライ、蛸などが詰め合わせされたもので、これもなかなか楽しめた。

 

2021年夏 京都旅行 2

 2021年の京都旅行は何かにつけてコロナの影響が濃いものとなった。ほぼ始発の電車に乗る為に駅まで歩く際に交差点で酔った朝帰りの男性三人と擦れ違ったと思ったら、駅前の交番前には二人の女性が酔って管を巻いている。感染対策をしても新規感染者が減らない筈だと思ったりした。

 新幹線駅までのローカル線も貸切状態で誰も乗っていなかった。新幹線にはさすがに客はいたがガラガラに近い。

 京都駅にいつもの8時頃着いて、飲食店に苦労するだろうと思ったので息子のアパートで食事が出来るようにと駅構内の駅弁屋で4種類の駅弁を買ってゆくことにした。

 

2021年夏 京都旅行

 2020年秋に京都旅行をしてから暫くの間は旅行は控えなければならなかった。秋の旅行中に顔面麻痺を発症し、生まれて初めての入院を点滴治療で一週間、その後外科手術で一週間と二度に亘って経験することになり、その後の半年はリハビリに費やされたからだ。

 世間でも旅行から戻った頃にコロナ第3波が始まり、年明けの1月末頃に漸く収まってきたものの3月過ぎには次の第4波が始まっている。一旦はGO TOキャンペーンなどで旅行推進策が取られたものの、相次ぐ緊急事態宣言発令で飲食店の8時や9時の終了、酒類提供禁止などが当たり前になって公共機関や観光地でも閉鎖が続いていた。

 しかし2021年の7月頃に第4波が収まってきた頃、独り住まいをしている息子の様子も気になり8月の中に京都行きを予約することになる。旅行の予約を入れたころは沈静化の様子も見られたのだが、すぐに第6波がやってきた。またも緊急事態宣言が出され、旅行予約日は一旦出された緊急事態宣言の解除予定が延期される直前だった。

 

2020年秋 京都旅行 34

 スカイウォークの眺めを担当した後、帰りの新幹線改札を通る前に伊勢丹地下の酒売り場に寄るとちょうど超亀ブランドの酒が置いてあるのを見つける。尾蔵舞と書いて「おくらぶ」と読むらしい。我が家用と実家へのお土産に二本買い求めていく。

 いつもは帰りの新幹線は夜の9時前なのだが、この時は夕方4時半出発の便を選んでいた。夕食は車内になるので待合所のある新幹線構内の売店で柿の葉寿司を買ってゆく。

 自宅最寄駅に着いたのは7時前位だった。この頃にはもう片目が自力では瞑れない位、症状が悪化していたので駅前のマツキヨでヒアルロン酸入りの目薬と貼れる眼帯というのを店員の薦めで買って帰ることにする。こうして2020年秋の京都旅行が終わる。

 

2020年秋 京都旅行 33

 みやこみちのレストラン街で遅い昼食を済ませた後、懸案だった駅ビル伊勢丹の最上階近くにあるスカイウォークという遊歩道を歩いてみることにする。前にも来て時間外だった為に入れなかった場所だ。屋上から二階ほど降りたところのレストラン街の廊下の途中に入口があって吹き抜けになっている京都駅在来線の改札ホールの真上辺りで大階段を斜めに横断するように細い通路が設けられているのだ。

 ちょうど昭和のモノクロ写真展が開かれていて、壁に幾つもパネルが飾られていた。北側の窓から眺められる京都タワーも雨にけぶっていた。

 

2020年秋 京都旅行 32

 京都駅まで戻ってきたのはもう2時を過ぎていた。あまりあちこち歩かずに昼食を採ろうと新幹線口の方のレストラン街みやこみちの中にある葵という蕎麦屋に入ることにする。頼んだのは定番の鰊蕎麦だった。

 ふと壁を観ると日本酒の壜が並んでいる。夜は居酒屋になるらしかった。

 この頃から顔面麻痺の症状がどんどん進んできていて、口を開けると斜めに開いてしまうし、ちょっと油断すると蕎麦の汁が唇の端から洩れそうになるほどだった。

2020年秋 京都旅行 31

 鳳翔堂を見学した後、平等院の参道を戻りながら食事出来るところがないか捜してみたが、これといった店が見つからないまま宇治駅まで出てしまい、そのまま京都駅へ戻ってから遅い昼食を採ることにする。

 宇治駅を出たのは午後二時過ぎで、途中木幡という駅で電車待ちをする。はっきりと記憶にないのだが、宇治・奈良線は単線で途中で擦れ違いの電車を待っていたのかもしれない。外は相変わらず雨が降ったり止んだりの天気だった。