長崎を訪れた次の年に北海道旅行をして最初に函館を訪れている。長崎と函館はとても良く似ていて記憶の中ではよくごっちゃになる。共に路面電車が走っていて共に坂が多い街だからだろう。
夜行急行、雲仙に乗って長崎駅に辿り着いたのは早朝だった。長崎に行ったら、長崎チャンポンか皿饂飩を食べたいとずっと思っていて、朝食にチャンポンを食べたのかもしれないが、よくよく考えると早朝からそんな店が開いている筈もなく、駅前で菓子パンと牛乳ぐらいでそそくさと朝食にしたような気がする。おそらく駅から少し歩いてチャンポンの店を見つけて食事をしたのはお昼だったような気がする。
とにかく朝食を駅周辺で採った後、路面電車を使って大浦天主堂を目指した筈だ。
今日の画像は当時のアルバムに残って貼ってあった大浦天主堂のものと思われる印刷物だ。大浦天主堂は観光地ではあるが、入場料を取っていたとは思えない。しかしこの一枚はいかにも入場券のような形をしている。