朝の散歩に出たその日は日曜で、まだ朝7時を過ぎたばかりだったせいか、駅裏(多分、駅の北側が裏側にあたるのだろう)はひっそりとしていて車もオートバイも走っておらず、道行く人も居ない。
小さな路地をひとつ入ってみると開き始めた小さな市場だった。魚屋があって、台に並べられた魚の半分だけがビニルシートからめくられていた。
おばさんに声を掛けられたが、多分「まだ開いてなくて済まないね。」みたいなことを言われたようだった。
朝の散歩に出たその日は日曜で、まだ朝7時を過ぎたばかりだったせいか、駅裏(多分、駅の北側が裏側にあたるのだろう)はひっそりとしていて車もオートバイも走っておらず、道行く人も居ない。
小さな路地をひとつ入ってみると開き始めた小さな市場だった。魚屋があって、台に並べられた魚の半分だけがビニルシートからめくられていた。
おばさんに声を掛けられたが、多分「まだ開いてなくて済まないね。」みたいなことを言われたようだった。