お昼近くまで温泉浴場で過ごした後、再び駅へ戻って今度は淡水を目指すことにする。MRTのホームや電車内には注意事項を書いた案内板があちこちに貼られているのだが、漢字がメインで何となく雰囲気で分かるのが面白い。
「攀」はあまり日本語では使わない漢字だが、たしか「よじのぼる」という時に使う文字だ。その後の「爬」は爬虫類という時ぐらいしか使わないだろう。それでもこういう事をしてはいけないというのは何となく伝わる。
「月台」は最近日本の駅でも時々見掛けるようになったので、プラットフォームの事だとはすぐ分かる。しかし何故「月台」なのか最初は不思議に思った。おそらくはお月見をする時に座る縁台が似ている形をしているからなのだろう。そう思うと何となく絵が浮かんでくる。「小心」が気を付けろという意味だというのは言われてみるとなるほどと思う。「請勿」はPLEASE DON'T なのだろう。「勿」という字は高校の漢文の時に「汝、~する勿れ」みたいな感じでよく出てきた気がする。