シルクの店で教えて貰った籐製品を扱っている店はドンスアン市場にあるとの事だった。しかし行ってみると中央が吹き抜けになった3階建のとても大きなスーパーマーケットで、中を散々探し回ったが見つからない。それで外に出て周りをぐるっと廻ったら籐製品の個人商店があったのだ。お互い片言の英語で訊いていたので、向こうはドンスアン市場のすぐ近くと言ったのか、もしくはドンスアン市場というのはあの界隈を言う言葉だったのかもしれない。
ドンスアン界隈が相当扱ったので身体が参ったらしく、当初はガイドブックで選んだチャーカーラーヴォンという名のレストランで昼食と思ったのだが、とにかくホテルに戻ることにする。途中、惣菜の店らしいのがあったので、そこで何か買ってゆこうということになる。隠元の炒め物、紫蘇巻きの肉包み、スペアリブなどが入っていてちょっと多いかなと思ったら箸と皿が三人分入っていた。それでも値段は全部で600円弱という安さだった。