朝の散歩からホテルへ戻り始めた頃には、そろそろ出勤時間に成り始めたのか、オートバイで出掛ける人が増え始めていた。それも大抵は二人乗りだ。昼間、店などをみると駐輪しているオートバイで一杯という所が多く、一人一台で乗っていると停めきれないせいではないかと思われる。
昨日妙に懐かしい気がすると書いたのだが、自分の幼少期を思い出す気がする。錆だらけの古い自転車を直し直し乗っているとか、荷物を棒の両側にぶら下げて肩で担いで運ぶなどの姿は子供の頃に自分も日本でみたことがある気がするのだ。極め付けは次の写真だ。日本では自殺や他殺事件でしかもう殆ど見る事がなくなった練炭だが、自転車にこれでもかというぐらい載せているところを見ると、普段の生活でそうとう使われているのだろう。道端で春巻きを揚げているオバサンが使っているコンロも練炭の火だったようだ。