常夏の国、シンガポールは3月というのに結構暑い。それで朝方ではあったが、リトルインディアまで歩くのにラッフルズシティから極力地下を通って北西に向かい、途中から地上へ出て大通りを歩くことにする。途中、いかにもシンガポールっぽい白亜の建物をみつけ、思わず記念写真を撮る。何処がシンガポールっぽいのか言い表すのは難しいのだが、西洋風でもあり、オリエント風でもあり、アラビアンな感じでもあり、全てが融合された感じの美的感覚とでもいったらいいだろうか。白亜の建物はシンガポール美術館だった。ここで撮った写真を翌年の年賀状に使っている。