ヒスイのジャンクマーケットから妻と娘が戻ってくると台北駅の近くへ戻って来て、別の市場を捜していたのだが、そのうち昼になってしまったので手近の店に入ることにする。麺の専門店のようで君悦排骨衡陽直営店と書いてあった。排骨というのは確か骨付き豚を揚げたもので、排骨麺というのも横浜駅辺りで目にしたことがあった。衡陽直営店とあるので、衡陽というチェーン店でもあって、そこの直営なのだろうと思っていたが後で衡陽路という通りの名前であることがわかり、君悦排骨というチェーン店の衡陽路にある店という事らしかった。
想像通り、揚げものがサイドメニューとして付いた汁麺で、骨付き豚肉、魚、鶏が選べるというので娘以外でそれぞれ一つずつ頼む。麺は嫌だという娘は、揚げ豆腐料理と春巻きと野菜の炒め物のようなものを頼んでいた。暑いのでビールを頼もうとしたら店には無いとのことで近くのコンビニで買ってくれと言われる。不思議な感覚だったが、言われるままに隣のコンビニに買いに出る。台湾では食事の際にお酒を呑む習慣がないのかもしれない。