上海出張編については今回で終わりにするが、当時の画像を見ていて二枚だけ最後に紹介する事にする。
冒頭の画像は上海空港から市内へ向かう高速道路に乗る時の料金所のものだ。現地の駐在員が話してくれたのだが、中国ではETCは成り立たないというのだ。勿論15年前の当時の話だ。それはETCのように領収書が自動的に残ってしまうようなシステムは誰も使おうとしないという話だった。賄賂やリベートが当たり前の社会で、きっちりと支払記録が残るのは拙いというのだった。
もうひとつの画像は話としては既に紹介したと思うのだが、記録的な建築ラッシュの中で建築現場で使われていたのが竹で出来た足場という話。画像は残っていないと思っていたが、辛うじて高速道路かリニア新幹線かの工事現場の写真にそれらしきものがあったので、紹介しておく。