ルーブル美術館の入り口は、はっきりとした記憶ではないのだが一番大きなガラスのピラミッドの隅にあって、エスカレータで地下へ降りるのだったように思う。大きな入場券の発券機械が幾つも並んでいて、液晶タッチパネルが何か国語にも対応していたので、さすがに世界有数の美術館だと驚いた記憶がある。入場ゲートを進むと最初に現れるのは古代エジプトから持ってきたと思われる石像などが置いてあるコーナーに出る。持ってきたと言っても、ナポレオンなどがエジプトに侵攻した際に略奪したものの筈なので、薄暗いせいもあるが、ファラオンの呪いのようなものを感じてしまう場所だった。