norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

憧れのエールフランス 2

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 我々をパリへと運ぶエールフランス航空便は12時25分成田発のAF275便、ボーイング747-400機だった。欧州への就航便は当時、アンカレッジ経由の北回りとインドなどを経由していく南回り便があったが、エールフランスソ連アエロフロートだけがその中間の大陸上を飛んでいたと記憶している。勿論当時の話で今はどうなのかは知らない。

 機内に入ってみると、我々家族の席は最後尾の中央列。ボーイング747の最後尾列は左右両方の通路を挟んで窓側にある筈の三席ずつが機体形状の関係で無くて、窓付きの非常用扉とCA用の折畳補助席があるのみだった。窓側の席ではないのに、外の様子が座ったままで観て取れる。中央席は4席で、その全部を我々家族が占めていたことになる。従って通路の出入りに他の乗客に気兼ねすることが一切無く、トイレも近くて空いている時にすぐに立てる。ケータリングは最初に配られるという利点もある。一番通路側だった私のすぐ斜め前は離陸の際に女性アテンダントが逆向きに座ることになる。離陸の際にやってきたのは、凄い美人というほどではないが愛嬌のある顔のフランス娘で、ぴちっとしたタイトスカートの制服が短めで、紺のストッキングが脚の線を強調していた。非常用扉の前の席というのは、若しもの時にアテンダントに協力して乗客を誘導するのを手伝ってくれるように頼まれるものだが、これにも笑顔で応じる。その他、飛び立って巡航高度に達するまでの間、フライト時間や現地との時差など幾つかの質問をしながら話をすることが出来た。

 

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