1990年インドネシア・バリに始まった家族アジアンリゾートのバカンス旅行だが、2000年を迎えた夏に最後ということになる。次の年には上の娘がいよいよ高校受験となるからだった。
最後のアジアンリゾートとして選んだのはマレーシアのペナン島だった。タイのプーケット島、インドネシアのビンタン島やシンガポールからはそんなに遠くなく、ちょうど中間ぐらいの距離だ。この時代のアジアン・リゾートバカンスでは、バリ、フィジーを始めセブ島、モルディブ島他、南国の島へのツアーで溢れていた。そんな中からペナンを選んだのは特に理由はなかったようだ。我々家族にとってシンガポールとマレーシアはさしたる違いはなく、シンガポールが思いのほか良かったので、同じ地域ぐらいの感覚だったように思う。