1999年のシンガポールとビンタン島のバカンス旅行は1990年のバリ旅行から数えて9回目。アジアのリゾートホテルの過ごし方もすっかり馴染んでいて不安も全くない。
ビンタン島での送迎からホテルのチェックインは全く添乗員は何もしてくれなかった。居たのかどうかも判らないくらいだったが、要領は心得ているので勝手にセドナホテル往きのバスを探し出し荷物を預け、ホテルに到着すると自分でチェックインする。部屋への案内もなかったが、渡されたカードキーの番号とホテルの案内マップとで部屋を見つける。荷物はベルボーイが後ほどカードで運んできてくれるのを受け取るだけだ。
アジアリゾートのホテルは、オーシャンビューの高層階(といっても椰子の樹よりは低いせいぜいが三階程度)か、フレンチ窓からそのまま海に繋がるホテルの庭に出れる地上階のタイプの2種類が主だが、今回は後者のタイプ。我々夫婦の部屋と隣り合わせの子供達の部屋の2部屋で、内部には行き来の出来るドアが無いタイプだったので、子供達に部屋の鍵を預ける。鍵の扱いも子供等もすっかり慣れている。