八日ぶりにドイツからベルギーへ戻ってきた日の昼食は、駐在員たちが行きつけにしているという中華料理店へ行くことになる。中華料理店なのだが、やっているのはベルギー人の夫婦と若い女の子でフランス語しか喋れない。
私がフランス語で皆に代わって注文すると、ベルギー人の女給が「A tout de suite.」と言って下がる。皆が怪訝な顔をしているので、「いますぐに」と言ったのだと教えた。この話はデジャブ感があったので調べてみたら、１年とちょっと前にこのブログに書いていた。その頃は自分と車との関わりについてずっと綴っていた時期だった。その時は自分の記憶だけで書いていて、ベルギー到着最初の日と書いてしまっているが、今は当時の記録を観ながら綴っているのでドイツから戻った日だったのは間違いない。
場所はザベンタムの駅のすぐ傍だ。鉄道が少し高くなっていて、道路はその下を小さなトンネルで潜る。すると大きな石造りの教会があって、その教会を横に観ながらぐるっと曲がると駅前に出たと記憶している。その記憶を頼りにグーグル地図で捜してみたが、どこだったのかもう判らない。３０年前の事なので、道も建物も相当変わってしまったのかもしれない。
今日の画像はネットから探し出した、おそらくこの教会だろうと思われるものだ。
