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norimakihayateの日記

 歩数計を腰に、バーチャルで辿る旅日記。今は山陽本線に沿って東京を目指しています。はやてのHomePageへのリンクも追加しました。

デトロイトにて米国入国

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 28年前の米国出張のことを書こうとして、どうしても記憶が曖昧なので、当時から残っている資料を捜していて、旅行記を付けていたことが今になって発覚した。日付を見ると約十年前に記したもので、書いた事実も内容もすっかり忘れていた。これを読むと、忘れていたいろんな事実が判明した。

 数日前に、発表講演に使うスライドを紹介したが、その当時の主流(海外メーカーなどの発表という意味で我が社はモノクロのOHPが主流だった)はカラーではあるものの、青地に白のゴシック文字という形式だったようだ。私が最初に作った黄色地に黒で枠取りして隅に会社のロゴマークを入れるというスタイルが好評で、翌年からほぼ我が社のすべての発表者に標準型として取り入れられるようになったと書いてあった。

 これも数日前に記載した内容だが、同行した関連協力会社のT氏の機内でのコーヒー・コーラ事件についてもしっかり記載されていた。

 もうひとつ面白かったのは、米国への入国手続きについてだ。入国審査は最終目的地であるデトロイト空港で初めて行う儀式だった。私自身は英語だけは得意だったので困ることは殆ど無かったが、大抵の出張者は英語があまり得意でなかった。それで最も困るのが入国審査だ。何せ誰の助けも無しに一人だけで、現地の英語しか通じない係官に接しなければならず、質問に答えなければならない場だからだ。それでも訊かれることは大体決まっていて、渡航の目的についてぐらいだ。事前練習などもあって、商用などの答えをすると色々遣り取りが面倒になるので、「サイト・シーイング」とカタカナ英語で答えるようにと会社から指示が事前にあった。その際にネクタイを着用したスーツ姿だと、いかにも商用と見られ易いので、ネクタイは着用せずスーツケースに仕舞っておくようにという指示までされていた。今では笑い話のような事だが、当時は真面目に実際にそういう指示が事前に為されていたのだ。

 もうひとつ忘れていたのは現地駐在員へのお土産の事だ。海外メーカーを周る際の日本からのお土産の事は前述しているが、成田を立つ際に煙草を1カートンほど免税で現地駐在員へのお土産用に買うようにという先輩社員からの助言というのもあった。私自身はその当時既に禁煙者だったが、喫煙者もまだ多かった時代でお土産用に1カートン買い求めている。酒類は一人3本まで免税で買うことが出来たが、これはお土産というより自分自身の寝酒用だった。

 現地駐在員へのお土産としては別に、帯同している奥さんたちの為に、婦人画報、主婦の友などの現地では手に入りにくい日本の日常生活の情報誌を持ってゆくと喜ばれると言われていたので、私も成田空港でこれらの婦人誌を買ったことを今になって思い出した。ちなみに男性誌については日本の物より現地のほうがより刺激的なものが手に入るので、喜ばれないとの助言もあった。

 無事、入国審査を一人ずつ終えて到着ロビーに入ると現地駐在員の出迎えを受ける。殆どが嘗て一緒に仕事をしたことのある若手の知り合いだった。幾つかの便に分かれて次々に到着する出張者が揃うのを待って現地駐在所のあるデトロイト郊外の街、アナーバーへ駐在員の運転する車で送って貰うことになる。

 今日の画像はまだ機上にある時に窓から撮影したアナーバー付近の風景だ。