昨日も一万歩は超え、稲枝から河瀬、南彦根と過ぎて、彦根までやってきた。
また過去の旅行記に戻ることにする。新婚旅行をパリにしようと提案したのは私だった。妻は逡巡していたが、最後には同意してくれた。というより、私のほうが国内旅行に切り替えようかと検討を始めた頃、やっぱりパリにしようと言い出したのだった。
新婚旅行からちょうど1年が経つ頃、もう一度パリに行こうと言い出したのは今度は妻のほうだった。その当時、海外旅行は人生の一大事ぐらいの風潮があったのは事実だが、いざ行ってみたら、どうと言う事もないことに気づいたのだろう。今度は私のほうが躊躇した。しかし勢いのほうが勝ってしまった。
ツアーを申し込んだのは前年と同じ旅行会社だったが、今度はKLM・ロイヤル・ダッチ・エアライン、つまりオランダ航空で、北回り航路だった。