昨日は一万歩を余裕で超えたが、駅としては茨木から一駅だけで、高槻まで進んだ。
京都グルメの旅として今日紹介するのは、東山にある隠れた名店、ふろうえんだ。東大路通りの銀閣道から銀閣寺の方角へ向かって少し歩くと小さな橋に出る。この橋を渡ってからすぐに右に折れたらすぐ目の前に見つかる。
老夫婦が二人だけでやっている店らしく、閉店している時も多く、開店時間も１２時ぴったりから１時半までと短い。実際、我々が訪れた時は１１時半で店はぴったり閉められていて、やっていないのかと思って帰ろうとした時、地元の人らしいオバサンが現れて、ここは１２時ぴったりからしか開かないよ。昨日までずっと休んでいたけど、今日は開くらしいよ、と教えてくれたので、橋の下まで戻って木陰で３０分ほど開店するのを待った。
１２時ぴったりに店が開くや否やで飛び込んで席を取る。中はいかにも京都の昔からの家という風情で、ガラス越しに中庭が見え、冷房をかけている訳でもないのに、ひんやりとして静まり返っていた。
それよりも驚いたのが絶品の洋食だった。私が頼んだのがビーフカツレツ定食、妻はクリームコロッケ定食、息子がハンバーグセットだったと思うが、其々に丹精こめられて作られた逸品だった。
