norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

パリ観光最終日

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 昨日は代々木で行われたフェスへ行っていたのだが、テントの下での場所取りが長かったので、歩数はさほど稼げなかった。一日トータルで7千歩余り。山陽本線上では、やっと上郡を越えたところで、次の有年(うね)までは4kmほどある。しかし県境は越え、岡山から兵庫に入ってきた。

 

 ロワール河 古城めぐりのバスツアーに出た翌日は、初めてのパリ旅行の6日目で実質パリ観光の最終日だった。その翌日は朝5時ピックアップで空港に向かうことになっていたからだ。

 その日は偶々日曜日だったので、ノートルダム大聖堂で行われるミサに預かろうと前々から思っていた。それで前日、ホテルに戻った際に女性のコンシェルジュに、ノートルダム大聖堂で行われる日曜のミサは何時と何時かと訊いてみた。勿論、英語でだ。しかし何故かミサという言葉が全く通じなかった。カトリック国であるフランスで、ノートルダムで時間を訊けば幾らなんでもミサの事と通じると思ったのだが、アジア人がミサに行くという発想がなかったのか。もしくはその頃既にフランスでも宗教離れが広がっていて、ミサは老人だけが行くものだったのだろうか・・・。

 とにかく当てずっぽうでノートルダムまでタクシーを使って向かうことにした。中央の大きな祭壇ではミサは行われていなかったが、身廊の後方に幾つもある小さな祭壇のひとつでミサが立てられていたので、それに参加することにした。フランス語で祈っている部分はあまり判らなかったが、時折ラテン語の部分が挟まれると、今、どの辺りの祈りをしているのかは大体わかった。

 ミサの後、ノートルダム大聖堂からほど近いサント・シャペル聖堂へ行ってみることにした。しかし、結果的にはサント・シャペルに辿り着くことは出来なかった。コンシェルジェリと呼ばれる石造りの建物に囲われていて、外からサント・シャペルの尖塔は見えるのだが、建物の中庭に建っているらしく、何処から入っていいのか最後まで判らなかったからだ。コンシェルジェリはマリーアントワネットも収監されていたことがあるという元監獄だった所で、パリ警察の建物でもあるらしかった。