昨日は余裕で1万歩を超えた。田布施から出発して柳井(やない)、柳井港(やないみなと)を越えて大畠(おおばたけ)まで達した。
サクレクール寺院のあるモンマルトルの丘の頂上から少し下った辺りだったと思うが、昔からの名所である歌声居酒屋がある。ラパン・アジルである。洗濯船に画家が集まっていた頃、ラパン・アジルは詩人や画家達の溜まり場だったそうだ。
ラパンはフランス語のウサギという意味だが、アジルは長い間、青いという意味のアズュールの事だと思い込んでいた。何故なのかと思ったのだが、どうも看板のラパン・アジルの文字が青い色で描かれていたからかもしれない。実際には跳ねウサギという意味だそうだ。また、実際に店の中に跳ねウサギの絵が描かれていて、それを描いた画家の名がアンドレ・ジルという人で、(ジルの)という意味でア・ジルという言葉をもじっているのだという説もあるそうだ。
ラパン・アジルのすぐ裏にはブドウ畑があって、実際にそこで採れたブドウからワインも作っているのだという。