昨日は訳あって家に居なければならず、3400歩ほどで終わってしまった。それでも日豊本線上では東中津から中津を経て、吉富まで到達した。
ルーブルには数多くの名作品が所蔵されているが、その中でも私が一番好きなのがサモトラケのニケ像だ。いつも名前がすぐに出て来ない。サ・・・ケのニケとまでは思い出せるのだが、この時点でも・・・ケの・・ケと二つも語尾にケが付いていたっけと自信が無くなってしまう。
大理石の大きな階段の最上部にそれはある。それだけでも衝撃的だ。そして頭部と腕が無い。それだけにその完全な姿を想像させてしまう。それがこの像を余計に魅力的にさせているのだと思う。ネット上には、この像の完全な姿を再現させてみているものがある。しかし、どれをみてもがっかりさせられてしまう。いや、この像はもっと素晴らしいものであった筈だと、そう思わざるには居られないのだ。