norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

パリ・ジプシーから襲撃の洗礼

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 昨日は暘谷(ようこく)から日出(ひじ)、大神(おおが)を経て、杵築(きつき)というところまで到達した。この辺りの日豊本線の駅名は難しい読みのものがやけに多い。

 

 ノートルダム大聖堂を出て、午後の市内観光の集合場所へ向かう前に昼食を採っておこうと、レストラン捜しに出たところでそれは起こった。ノートルダム大聖堂のあるシテ塔には、当時セーヌ河沿いにジプシーが大勢棲みついていた。昨今の日本でいうホームレス街のような雰囲気だった。そこを抜けて地下鉄の駅へ向かっていたところ、10人ぐらいの子供に囲まれた。その多くは靴を履いていない裸足だった。突然数人が前の方から奇声を挙げながら手を伸ばしてきた。思わず持っていたバッグを振り回して追い払った。そしてその子供等が立ち去ったと思ったすぐ後、そのうちのひとりが何かを手にして近づいてきたのだ。それは私が持っていたカメラの革カバーだった。瞬間、私が落としたものを拾って届けてくれたのだと思った。しかし、すぐに違う事に気づいた。私が背負っていたリュックの中に入っていたものだった。子供等の襲撃を受けた際に、後ろからそっと忍び寄ってリュックのチャックを開き、手を突っ込んで中に入っていたものを盗み獲っていたのだ。しかし獲物が価値のない革カバーだったと気づいて返しにきただけだった。日本では滅多に出遭うことのない経験だった。この当時、パリにはこうしたジプシーの子供等によるかっぱらい事件は日常茶飯事だったのだ。

 画像はネット上から拾ったイメージ画像だ。