昨日は何とかぎりぎり１万歩を達成出来た。上臼杵から出発して熊崎、下ノ江（したのえ）と過ぎ、佐志生（さしう）という所まで到達した。
ノートルダム大聖堂の薔薇窓の撮影に、ほぼ成功したのは最初の訪問から１年後の事だった。たった一年で再び戻って来ることが出来るなどとは、最初の旅行の時は思ってもみなかった。しかしそれが実現したのだった。
最初の撮影の時は多分オートで絞りとシャッター速度を決めたのだったと思う。しかしそれでは光が強くなり過ぎてしまって色が殆ど飛んでしまうことが判った。それでリベンジの際には絞りを思い切って小さくし、シャッター速度をかなり長めで幾つか換えながら撮影することにした。この時もリバーサルフィルムで、同じ構図を何枚も撮るのはもったいない気もしないではなかったが、どうしても綺麗な薔薇窓の写真が欲しかったのだった。
今ではネットで幾らでも綺麗なステンドグラスの写真をゲット出来るが、三十年前のその頃は、本屋で写真集を探し回ってもなかなか見つけることが出来なかった。それに、どうしても自分のその眼で見たままの姿の写真が欲しかったのだった。
