norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

パンテオン

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 昨日はきっちり一万歩を稼いだのだが、日豊本線の駅上では重岡から隣の直川までの一駅分を踏破したに終わった。

 

 リュクサンブル公園の後、出掛けたのは、公園の東側の門からもよく見えるパンテオンだ。パンテオンはまわりにそんなに高い建造物がないせいか、結構目立つ存在だ。ロンドンのセントポール寺院とかパリのもうひとつの建造物、アンヴァリッドに似ているなと思っていたのだが、設計の際にこれらの建物を参考にしたらしい。アメリカ合衆国の首都ワシントンDCにある国会議事堂にも似ている。

 パンテオンというのは日本語に訳すと万神殿というそうで、キリスト教でいう教会ではない。日本流に言えばやおよろずの神を祀る場所ということになるのだろうか。建てられた当初や途中の一時期は教会堂としても使われていた事があったらしいが、フランス革命以降、フランスの偉人を祀る場所となっているようだ。放射線科学者のキュリー夫妻や、フランス文学の重鎮、アレクサンドル・デュマヴィクトル・ユーゴーなどがここに眠っているという。内部も見学したのだが、今一つ記憶に鮮やかには残っていない。パンテオンというと思い出すのは、リュクサンブール公園からパンテオンへ至る途中のバールで、妻はキールというカクテル、私はデゥミと呼ばれる生ビールで喉を潤したという事ぐらいだろうか。とにかく暑くて喉が渇いていたのだ。