norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

ホテルの朝食

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 昨日も一万歩稼いだのだが、高鍋から一駅分だけ、次の川南(かわみなみ)までしか進んでいない。

 

 PLMサンジャックホテルにはコンチネンタルスタイルの朝食が付いていた。所謂、珈琲か紅茶にパンというものだ。部屋のキーを示すとテーブルに案内してくれて、飲み物の注文をすると持ってきてくれる。後はテーブルに盛られている様々なパンを自分で取りにいくだけだ。

 結婚当初、妻は珈琲というものに慣れていなくてずっと紅茶を頼んでいた。私は子供の頃から珈琲に慣れ親しんでいたので、エスプレッソ風の珈琲を頼んだ。パンはフランスパンのバゲットをスライスしたものから、所謂トースターを完備した食パン、甘いブリオッシュなど様々なものが用意されていた。私はいかにもフランスの朝食っぽく見えるクロワッサンを殆ど採っていた。ずらっと並んだパンの横には、様々なジャムやマーマレードが一人一食分位入った小さな壜が並んでいて、好きなだけ取っていいらしかった。こういった物をコンフィテュールと呼ぶことは独学のフランス語講座の中で知っていた。あまりにお洒落な壜だったので、少し多めに貰って部屋へ持帰り、最後はスーツケースに詰めて日本まで持帰ったのだった。そのメーカーはその時は知らなかったのだが、紅茶で有名な英国のフォートナム&メイソンのものだった。ジャムの更に横には生の果物が盛ってあって、金髪の女性が幾つか採ってテーブルに運んだのを観て、真似てリンゴとバナナを貰ってきて紙ナプキンに包んで部屋まで持帰り、散歩の際のおやつにしたのだった。

 今日の画像は当時のものではなく、今日本の百貨店などで売られているもの。ラベルのデザインはもっとエレガントなものだった気がする。