norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

現地駐在案内人

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 昨日も一万歩を達成し、都城(みやこのじょう)から三股(みまた)、餅原(もちばる)と過ぎて、山之口(やまのくち)まで到達した。

 

 パリ・ロワシー空港に着いて心細い思いをしながらたどたどしい英語で入国手続きをしてバゲージクレイムで結束バンドの取れてしまったサムソナイトを受け取り、到着ゲートを越えた所で我々を待ちうけてくれていたのは割と若そうな日本人青年だった。鼻の下に薄らと髭を生やしているのが、いかにもパリ慣れしている感じがした。到着ゲートに出迎え、ホテルまで旅行客を案内し、両替の仕方、メトロの切符の買い方など必要最低限の事を教えるまでが彼の仕事で、後は最終日にホテルにピックアップに来てくれて空港の出発ゲートまで連れていくだけだった。その間は、何の案内をしてくれる訳でもなく、緊急事態の際に連絡先の電話番号を教えてくれただけで、オプショナルツアーの申込なども自分達でホテルのフランス人と交渉しなければならないとの事だった。

 実はこの時の旅行のちょうど一年後、再びパリを訪れることになるのだが、驚いた事にその時の現地案内人も全く同じ人だった。聞いたところによると、元々はエジプト航空に勤めていて、キャビンアテンダントをしていたそうなのだが、エジプト航空は古い機体の飛行機ばかりで、しょっちゅう墜ちるので怖くなって止めてパリの案内人になったのだそうだ。