京都は古いものを大切にする街だと聞いている。そのせいなのか、こんな物まであるというものを幾つか見つけた。確かに嘗ては我が家にもあって、毎日使っていたものだ。私は学校給食で牛乳瓶を使っていた世代ではない。勿論紙パックでもない。私はやってないが、中学生の頃には牛乳配達というアルバイトがあった。
もうひとつ見つけたのは古いスポーツ自転車だ。昭和中期から後期に掛けての代物だ。実は私もこれと同じタイプのものをまだ持っているので、気になってしまうのだ。私のは昭和61年頃買ったもので、今年で30年になる。
30年持たせる為に、実にさまざまな部品を交換してきた。ブレーキキャリパだけでももう二度前後とも交換している。クランクのベアリングさえも交換している。おそらく新車で購入した価格の数倍は部品に掛けている筈だ。ここまでくると道楽である。