norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

道真の梅

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 今回の京都旅行は華の無い時期にあたる。ちょうど紅葉が終わってしまって春の花が咲き始める前になるからだ。

 北野天満宮には梅の樹が沢山あるのだが、花は望めないと思っていた。ところが境内の数箇所で梅が咲いているのを見つけてしまった。勿論満開という訳にはゆかない。しかし狂い咲きというほどの時期でもない。

 北野天満宮と言えば、菅原道真だ。道真と言えばあの歌がある。

 

 東風吹かばにほい起せよ梅の花 あるじなしとも春な忘れそ

 

 私の大好きな歌のひとつで、パソコンのスクリーンセーバーの流れる文字に年頭によく使っていた。最後の春な忘れそは、春を忘するなとする説もあるそうだが、昔古文で習った否定構文な・・・その典型なので前者のほうが本当だろう。このな・・・その構文を観る度に思い出すのがフランス語の否定形だ。

 Ne ・・・ pas(ヌ・・・パ)と同じ様に二つの言葉で否定する語句を挟む。

 元々フランス語は母音を多用し、語尾に母音が来ることも多いので日本語と響きが似ている。オニバとかイレテとか日本語にしか聞こえないよく使われる語句もある。

 フランス語の慣用句で昔覚えたものに、ヌキテパというのがある。日本ではフランス料理店の名前に使われていることも多いようだ。ヌ・・・パは勿論否定形で、意味は(電話を)切らないでお待ちくださいというものだ。中学生の頃だったと思うが、雨上りの天使というフランス映画があって、その主題歌のサントラ盤の最後に電話の遣り取りの声が入っていて母親と子供だったと思うが会話している中にこのヌキテパが出てくる。フランス語で一番最初に覚えた言葉かもしれない。

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