norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

パリのレストランの想い出

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 昨日も一万歩を達成し、鎌手から石見津田を過ぎ、益田まで到達した。

 

 フレンチ料理を作るようになったきっかけは、新婚旅行でパリへ出掛けたことだが、最初からフレンチ料理に馴染んでいた訳ではない。特に妻はバターを使った料理が苦手で、フレンチレストランが続くと、パリの街中にも少しはあった日本料理店に入りたがった。私のほうは子供の頃からバターには慣れ親しんではいたが、苦手なものもあったのだ。

 

 パリに着いて何回目かの食事を通りに向けてオープンになっているテラスのレストランで食事を採った時の事だ。フランス語は多少勉強していたが、メニューを見て判るのは、この辺りはサラダらしいとか、この辺りは魚だとか、肉だとかという程度だった。妻と適当にサラダを一皿ずつ取ったのだが、出てきたものを見て二人して驚いた。妻の皿には緑の野菜の上にブルーチーズが乗っていたのだ。それまで妻はブルーチーズを食べたことがなかったそうだ。私の方に来た皿には緑の野菜の上に生のニンニクを擦ったものが載せられていた。ニンニクは私が育った家庭では殆ど食卓に上ることはなく、生の物は食べたことが無かった。妻は小さい時からよくニンニクを食べて育ったそうで、ブルーチーズは嫌いでなかった私と、サラダを交換することになった。

 今では妻も私も、共にブルーチーズもニンニクも大好物になっている。

 

 今日の画像は二度目にパリを訪れた時、ホテルの部屋の窓から真正面に見えた海鮮料理の店。この店では生牡蠣やエスカルゴを初めて食している。