norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

最初の欧州出張 アウトバーンとBMW

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 昨日は二日続いた涼しい日がまた逆戻りして、急に暑くなったせいか体調不良となり、歩数は2400歩を超えたのみ。駅としても名和から次まで到達出来ていない。

 

 欧州走行実験に入る前の座学の勉強で速度制限の無いアウトバーンを走る時の、走り方の勉強があった。主にはマナーのようなものだ。追越しは必ず前車の左側の車線を使って行わなければならないというのがまずあった。ドイツなので左ハンドルの右側走行である。中央分離帯は常に左側にあるのだ。確か法律で決まっていた筈だ。

 ちなみに日本でも追越しは中央分離帯のある右側の車線で行わなければならないと決まっているが、必ずしも守られていない。ドイツではこれが誰に依っても厳格に守られているのだそうだ。だから最左側車線を走り続けていると、後ろにピタリと寄られたままになる。

 特に注意するように言われたのは、メルセデスBMWだった。アウトバーンで幾らでも高速がだせるのがこの2車種だと言われた。メルセデスは高級車でその為に高い金を払って乗っているのだという意識があるそうだ。BMWはちょっと違っていて、高級車ではないが幾らでもスピードが出せる車の代表格だった。そしてそういう嗜好の人が好んで乗る車だったそうだ。だから、バックミラーでメルセデスBMWを見かけたら、問答無用ですぐに右側の車線に移って車線を空けるように注意された。実際、いつまでも最左側車線を走って譲らない普通の車の後ろにぴたっと着けて、その距離をじりじり詰めているBMWを何度か見掛けた。前の車がびびってやっとの事で除けると、あっと言う間に抜き去っていってしまうのだった。

 BMWが上品な高級車になったのは2000年に近くなった頃だったのではなかっただろうか。