norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

バブルを引き摺る豪華仕様

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 昨日は雨に降り込められて外に出る機会がなく、歩数も3千歩を超えることが出来なかった。松崎から隣の駅、倉吉にも到達出来ていない。

 

 発売開始直後のミストラルは2箇月待ちと言われていたが、結局1箇月とちょっとぐらいで納車された。この時も昔の先輩の教えに従って最強モデルを選択した。と言っても日本で発売されたのは、7人乗りのロングボディのみで、グレードもタイプXとタイプSという2種類しかなかったのである意味、選びようもなかったと言ってもいい。

 

 この車は自分にとって初めてのオンパレードだった。まず変速機がマイカー5代目にして初めてのオートマチックだった。日本向けにはそれしか設定がなかったからでもある。そして初めての四輪駆動。これも日本向けにはそれしか設定がなかった。エンジンも初めてのディーゼルで、これもミストラルにはディーゼルエンジンしか設定がなかった。排気量も2700ccで初めての3ナンバーだった。パワーウィンドー、パワーアンテナという窓の開閉、ラジオ用アンテナの突き出し、収納が電動式というのも初めての装備で、サンルーフは最初の新車B11サニークーペで経験していたが、電動式は初めてのものだった。

 

 我が家にやってきた販売員は、車を契約する際にあまり値引きは出来ないが、その分、オプションの装備品をサービスするからと、マーシャルの大型2灯フォグランプ、リアドア搭載のスペアタイヤのカバー、カップホルダー付きのインストトレー、絨毯タイプのフロアカーペット、車体パネルのアクセントストライプのステッカーなどを販売会社と交渉して只で付けてくれたのだった。世の中は既にバブルが崩壊してから数年経っていたが、車の装備はバブルを引き摺っているような豪華仕様だった。