昨日は親族の祝い事があったので、歩数は6千歩余りで終わってしまった。山陰本線上では泊から隣の松崎まで到達したのみだった。
7年乗ったM10型プレーリーの次の車として新モデルのM11プレーリーは見送ることを決めた頃、会社の駐車場である車を目にする。それがミストラルという車だった。N社の設計ではあるのだが、生産地はスペイン。欧州向けに作られた車の逆輸入車だった。
1994年にT社・RAV4が発売されて空前のRVブームが到来したのだが、それ以前にもトラックをベースとしたRV車は幾つか発売されていた。代表的なものはM社パジェロ、T社ハイラックスサーフ、N社テラノなどがある。しかし、これらを所有していたのはかなりマニアックな人達だった。それがRVブームが到来すると、こういう大き目のRV車にも注目が集まるようになり、
トラックベースのRV車も次第に街でよく見掛けるようになった。
N社はテラノがあったが、各社モデルが出揃うなかで、一番トラックっぽく、お洒落さがなくて、出遅れていた。その梃入れというか急場凌ぎで、欧州でテラノの弟分の位置づけで開発され、テラノIIという名で売られていた欧州専用モデルを日本に逆輸入してミストラルと命名して販売することになったのだ。
モデルそのものは同期の遊び仲間の一人がプロデューサーのような事をやっていたので、知ってはいたが、現物を初めて目にして一気に心惹かれた。日本で発表発売された直後で、車は2箇月待ちと言われていた。それでも申込をせずには居られなかった。