昨日は再び1万歩達成出来ず、5千も越えられなかった。竹野を出て隣の佐津(さつ)を過ぎ、柴山までかろうじて到達した。
4代目の愛車となったM10型プレーリーはとにかくバリエーションの豊富な車だった。排気量は1800ccと1500ccがあったのだが、1500ccはパワステ無のみの設定だったので、1800ccのほうを選ぶことになる。後に北米のみに設定されていた2000ccも日本で発売されるようになり、最後期には2400ccまで設定されていたように記憶している。シートは2列タイプと3列タイプがあり、迷うことなく3列を選んでいる。迷ったのは前席を3人乗りのベンチシートにするか、2席のスプリットになったシートで後席との間を行き来出来るウォークインタイプにするかだ。結局ベンチシートでも乗り越えられなくはないという事でベンチシートタイプの8人乗りを選ぶことになる。変速機は助手席側から運転席に乗り移るのに便利なコラムタイプだ。タクシー仕様にはよくあったが、普通の乗用車でコラムシフトレバーの車というのはプレーリーが最初だった気がする。残念だったのはエンジンがシングルキャブレター仕様しかなかった事。この時代は既に乗用車用の燃料噴射式エンジンが発売されていたのだが、日本向けプレーリーには何故か搭載されなかった。非力なエンジンではあったが、もしかすると重心が高いプレーリーではあまりエンジン馬力が大きいと旋回時の転倒が心配だったのかもしれない。しかしよく考えると北米仕様は2000ccの燃料噴射タイプだった。2000ccの設定がある上位車種のブルーバードより格下であるというという事を示したかったのかもしれない。
今日の画像は当時のカタログから取ったもの。当時この写真の真似をして、子供を連れて海へ出掛けては、海岸で両側のドアを開け放って広々とした車室空間を楽しんだものだった。