昨日は久々に1万歩超えをした。やっとのことで綾部を過ぎ、高津も越えて石原という所までやってきた。
2台目の愛車になるサニーB110 1200GXは本当に優れた運動性能の車で、より上級モデルである1400や1600のサニーエクセレントよりも運動性能では勝っていると先輩から教えられていた。当時まだ車の数が少なかった玉川から川崎に掛けての国道246号線での交差点グランプリではセリカ2000GTにも負けることはなかった。(若気の至り・・・Y(^^); )
最高速は高速道路で試したことはなかったが、軽井沢の誰も居ない広い農道で120km/h以上は出ることが確められた。当時の車で110km/hを超える速度を出せる車はそうはなかった。
そんな1200GXだったが、SUツインキャブにも泣き所はあった。低温始動性だ。冬場の朝の1200GXは物凄い気分屋だ。気難しがり屋と言ってもいい。この頃のデートの定番で、正月の初日の出を海に出掛けるというのがあった。前の晩に念入りに暖機を掛け、エンジン本体の上に毛布を掛けてボンネットを閉め建物の陰など冷気の通らない場所に停めておく。それでも掛からない時は掛からないのだ。
会社に入ってから会津磐梯山の麓、猪苗代湖畔の民宿に1200GXで冬場の一人旅に出掛けたことがある。この時も朝、掛かってくれなかった。最後は民宿のおばさんに頼んで薬缶でお湯を沸かして貰い、キャブレターの付いているインテークマニホルドにじゃぶじゃぶ掛けて温め、やっとのことでエンジンを掛けた苦い思い出がある。