昨日は暑さで殆ど外に出れず、たったの1700歩ほどしか歩けなかった。湖西線上では比叡山坂本から隣の唐崎に達したのみだ。
初めて首都高に乗ったのは、やはり車の運転をし始めた年のことだった。姉の引越に伴っての荷物の運搬の為だった。二つ年上だった姉が下宿していた東京、板橋のアパートを引き払って実家へ戻ってくるというので、家財道具を引き取りにまだ高校生だった弟を伴って東京へ向かったのだ。まだ運転を初めて半年も経っていなかったと思う。不思議と怖いという気持ちはなかったが、神経を使ったのは間違いない。とにかく分岐路はあっと言う間にやってきて、あっと言う間に過ぎ去るのだ。
後で聴いた話だが、怖かったのは弟のほうだったようだ。なにせ、私が運転するホンダZに乗ったのはその時が初めてだったようだ。その乗った場所が初めて走る首都高というのでは無理もない。