愛車ホンダZに乗り始めた頃、まだ学生でお金もそんなに持っていなかったので、愛車の整備も出来る部分は全て自分でやろうと思った。最初に手掛けたのはオイル交換だった。しかし、やり慣れていない為、不完全なスパナを使って斜めに掛けてしまい、古い錆びついたプラグを完全になめてしまった。仕方なく、購入した中古解体業者のところまで持ち込む羽目になった。中古業者の人は慣れているようで、金属ヤスリを持ってきて、丸くなってしまったプラグを二面に削って大きなモンキーレンチで錆びついた古いプラグをこじ開けたのだった。
その失敗以来、オイル交換は相当慎重になった。特にプラグの締め付け過ぎには気をつかった。
(画像はホンダZのエンジンルームが無かったので同じエンジン搭載のN360のもの)