norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

我が家に車がやってきた

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 昨日は12km近くを歩き、野々市から松任、加賀笠間、美川と過ぎ、小舞子というところまで到達した。

 

 小学生、中学生の頃はさる町の公営住宅に棲んでいた。まだマンションという集合住宅など無い時代で、公営住宅といっても一戸建てだった。自家用車という物には殆ど縁が無い生活で、駅から山を越えてやってくるバスが唯一の交通手段だった。隣の家の主人はダンプカーの運転手で、会社のトラックを時々住宅地の傍に青空駐車していて、山を越えて小学校に通っていた私と姉を何度か山向こうまで乗せてくれたことがある。

 

 そんな我が家に初めて訪れた自家用車があった。九州に棲んでいた頃、何度か海水浴をするのに泊りにいった両親の仲人をしてくれた夫婦の子供で、結婚して千葉のほうに移り棲んだ人が車で訪ねてきたのだ。血縁は無いが叔父みたいな立場の人だった。乗って来たのはマツダ・キャロルという車だ。今からすればとても小さな可愛い車だが、当時は立派な自家用乗用車だった。後ろの窓が絶壁のように切り立った変わったスタイルの車だったが、十分格好良かった。家具の仕入れ関係のサラリーマンだったが、ローンを組んでやっと買ったのだろう。それでも車を持てるというのは凄いことだった。小学校6年の時に、社会科の先生が、このクラスで家に車がある人?と訊いたら手を挙げたのは一人きりだった。その家の稼業は中古自動車の解体修理業だった。