norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

脳細胞の補佐役

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 私のコンピュータ史は今回で最終回にしようと思う。

 

 私にとってPCとは・・・、それが将に今回のタイトルである。以前に一日アルコールを飲むと、何万個の脳細胞が壊れるというようなことを聴いたことがある。事の真偽のほどは判らないが、そういうこともあるかもしれない。歳とともに、確実に記憶能力は衰えてきている。それを助けてくれているのが、PCということなのだ。

 

 ここ最近は、ありとあらゆる情報をPCの中に収めるようにしている。自分の脳細胞では覚えていられないからだ。

 その最も代表的なものは日記だ。毎日、日記を付けるようになったのはワープロを購入した時からだ。その前の学生時代にも時々日記帳を作っては記していたが、長く続かなかった。何かの出来事について思い出せなくてパソコンの日記の記載に検索を掛けてその事を思い出すというのに使えると気づいてからは、後で検索するかもしれないと思うようなことは必ず日記にしるすようになった。

 

 似た様な趣旨のものとしては祝儀不祝儀記録がある。日付と対象者が誰で幾ら使ったかなどを記しておく。特に親戚の祝い事や葬儀などは、誰に幾ら使ったかは次に幾ら使うかの重要な判断材料になる。

 

 日々溜まってくる伝票、領収書、パンフレット、お報せの類などで後で参照したくなる可能性のあるものは、あまり考えずにスキャナ撮りして紙は捨てる。日付順にファイリングしておくと、大体探し出せるものだ。

 

 変わったものとしては電化製品使用履歴表というのがある。全ての電化製品は購入した際に品種、メーカー、型番、購入日、価格などを記しておく。その製品が壊れたり廃棄した際には、廃棄日、原因などを記しておく。これを記しておくことで、次の製品を購入する際の価格の妥当性や相場も判るし、どのメーカーが壊れやすいかも一目瞭然に判る。我が家で歴代使用した電化製品で圧倒的に寿命が長いのはサンヨーだった。しかしその会社は最早無い。圧倒的に寿命が短いのはシャープだが、これは他社に先駆けていち早く世の中に無かったものを製品化しているせいだろう。シャープも最早風前の灯になりかけている。

 

 一番役だっているのは収納物一覧の画像集だ。数年に一回、家中の収納物をデジカメで撮って部屋別、場所別にファイル化しておく。普段はあまり使わないものがふと必要になることがある。そんな時に画像ファイルをペラペラ捲って必要なものを探すのだ。夏の始まりに電気蚊取り線香をしまった場所を探したり、忘れがちな年金手帳の収納場所など、意外と助かるものだ。

 

 最近作り始めたものに電池棚卸リストがある。家中の電池を見つける度に記し、新規電池に入れ替えた日や、再充電した日を記しておく。長く使われていない物は電池を抜いて、その旨を記しておくことで、忘れっ放しで液漏れを起させてしまうことを防ぐことが出来るのだ。

 

 と、ここまで書いて、かなりPCを脳細胞の代りに使いこなしているように見えるかもしれない。しかし、最近困っているのは、ディスク、フォルダ、ファイルが多くなり過ぎて、何処に何をしまったかが思い出せなくなることだ。データ名と格納場所とそれを探し出す為の検索用キーワードを付したインデクスを作らないといけないかもしれない。