昨日は川中島を出発し、安茂里(あもり)、長野を越えて北長野まで到達した。
LC630はとても優れた設計のマシンだったと今でも思っている。LCはLow cost color(低価格カラー版)の略だったそうだ。630は使われていたCPUがモトローラ系の16ビットマシン、68030だったことに依るらしい。会社に入って最初に使ったCPU、6802と同じ系列のものだったことも親近感があった。もっともこの頃にはアセンブラも機械語も使う訳ではなかったので、CPUの機種が何であろうが関係は無かったのだが。
我が家では私用以外に家族で共用したもの、妻用のものも含めて全部で4台のマッキントッシュを購入したのだが、LC630が一番最初に購入して、一番最後まで生き残った機種だった。最初は家族の共用で始まり、すぐに私専用の物になり、私がウィンドウズ系に移行した頃に娘用になり、その後娘もウィンドウズ系に移行した為、誰にも使われなくなって暫く屋根裏に放置されていた。最後は日本語処理ソフトまで含めて徹底的にメモリを消去して再販店のハードオフに持ち込み、値が付かないかもしれないと言われたが結果的には100円で売り払った。購入してから11年目の事で、その時でも基本的には動いていたことになる。