norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

油絵からアクリル画へ

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 昨日は倶知安を出て、比羅夫を過ぎニセコまで到達した。ニセコという地名を知ったのは小学校のまだ低学年の頃。その頃、誰もがやっていた切手蒐集。漫画雑誌などにいろんな切手が紹介されていて、その中に確かニセコ国定公園の記念切手というのがあったのだったと思う。その時初めてニセコという地名が北海道にあるのだと知ったのだ。

 

 80年代に自分が描く画材が油絵具からアクリル絵の具へ徐々に移っていった。油絵具は乾くのに時間が掛かる。まだ乾いていないキャンバスを置いておく場所がないと難しい。小さな子供が居るようになるとこれまた難しい。調べてみると最後に描いた油絵は3月18日に紹介したパリの空の下というものだったようだ。80年代の後半だった。

 アクリル絵の具のいいところは、何と言っても乾くのが早いということだ。溶剤も水だけでいいので、準備にも後片付けにも時間が掛からない。アクリル絵の具の片付の簡便さに合わせて、パレットも紙製の使い捨てタイプに換えることにした。

 油絵の私にとっての師匠がゴッホであったように、アクリル画で私にとって師匠と呼んでもいい画家がいる。一人は矢吹申彦氏だ。下の絵はおそらく一番最初にアクリル絵の具を使って描いた絵だったと思う。どことなく矢吹氏の影響が出ている気がする。

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